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ミニマリストの考え方

 みなさん、おうちの中のモノたちの数はどれくらいですか?
ミニマリストが流行っている昨今、モノの管理に頭を悩ませる人は多い。
私もADHDという発達障害ゆえに、片づけはとても苦手です。というか嫌いです。
でも片付いた部屋で過ごすとやっぱり、気持ちがいいですよね。
頭がスッキリして、集中力もなぜか増し増しになる。
だから部屋は当然、綺麗な方がいい。
そうなるための方法についてまとめました。

 片づけが苦手な人間はやっぱり、ミニマリストになるしかない。
だってモノの管理ができないから。
増えた分だけしまう場所を考えるのも億劫だし、散らかった部屋は嫌いという矛盾を解決するにはこれしかない。
最初からモノが少なければ、多少散らかっていようが気にならない。
そもそも散らかっているように見えない。

 モノを「捨てられない人」と「捨てられる人」の違いはなんだろうか。
「捨てられない人」はそのモノが「使えるか、使えないか」で判断する。
「捨てられる人」はそのモノを「使うか、使わないか」で判断する。
今、必要か?
今の私はこのモノがないと日々が滞るのか?
「いつか使うかもしれない」の「いつか」は大体訪れないことを、私たちは知っている。

 その人にとってのモノの適量というものがある。
心地よく感じるモノの量というものがある。
使うモノの量を厳選していくと、自分の個性が見え始める。
自分が大切にしたい価値観というものが見えてきて、自分のことがわかってくる。
捨てることを「もったいない」と思う必要はない。
使わずに放置され、存在も忘れられる方がよっぽど愛のない行為であり、最も酷な無視するという行為である。
役目を果たしたモノに対し、「ありがとう」と感謝して、手放していこう。

 そもそも買わないという方法の効果も大きい。
モノが多い=選択肢が多いということであり、選択肢が多いことは幸せのように感じるがそうでもない。

「選択肢がたくさんあると、人間は不幸を感じやすくなる」
バリー・シュワルツ「選択のパラドックス」より

と、心理学者のバリー・シュワルツは言った。
選択肢が5つ以上になると、人間はストレスを感じやすい。
なんなら人間は4つ以上の選択肢があると、選ばない可能性さえ出てくるという研究結果もある。


 むしろモノを消費するのではなく、生産するべきだという考えもある。

「消費は飽きる。お金を使うことで幸せを感じる人は一生幸せになれないし、奴隷的な人生から抜け出せない」
西村博之より

とひろゆきは言った。
消費は一瞬の快楽を生み、そして飽きる。
快楽を欲してどんどん消費する。
アル中やシャブ中と同じようなこの作業は、確かに奴隷に見える。

ここまで書いてきたけれど、これが正解というモノの数、モノのラインナップは当然人によって違う。
極端に少なくする必要はもちろんない。
あなた自身が心地よく生活を送っていけることが一番大切。

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