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適当がちょうどいい、子育て

適当っていうのは適度にほどよくやるってことなんだよ

もう何年も前に言われたことを子育てを始めてからよく思い出している。ついあれもこれもと全てを完璧にやろうとしてしまう私にとってハッとする言葉だ。

煮詰まりそうになったら、そうだ適当にやればいいんだと思い出すようにして。

テキトー。テキトー。

そう繰り返し自分に言い聞かせて。

子育ては効率よくいかないことばかりだから、まあいいかで済ませることは手抜きなんかじゃなくてとても大事なことだと思う。


日々、いろんなことをしてくれる子供たちの世話を一から十まで焼いていたらとても手が足りない。そもそも子供は2人いるんだから足りるわけないのに平日はなんとか私ひとりでまわしているわけだ。

お母さん、これ持って帰ってきた、また週明けに必要だから洗っておいて

お母さん、宿題の音読聞いてて

お母さん、カードへサインしておいて
後、あのアンケートはどこへいった?

色々と便利になってきているけれど子育てにはまだまだアナログなことが多い。
手書きのサインまたはハンコ、集金袋に現金を入れての毎月の集金…縄跳びとかの突発的な購入は分かるけれど毎月の集金が未だに現金なことは小学校で驚いたことベスト3に入る。


先日、熱で午後からひと晩、私が寝込んだので全てを夫に託した。次の日の部屋はというと

タオルは椅子にかけっぱなし、机の上はぬりえだのの道具出しっぱなし。ギリギリ仕上げ磨きはしてくれたものの、歯ブラシは洗面台に置きっぱなし。息子はアレルギー性鼻炎で薬を就寝前に服用しているが当然飲ませていないというか薬の場所すら分からないだろう。乾燥肌だからとお風呂上がりに子供たちに保湿クリームなんてもちろん塗るはずもない。

こんな風に何もかも母親の私からすると中途半端なわけであった。

でも、夫はまあなんとかなる、大丈夫だよが口癖でいつも落ち着いている。余計な心配してても疲れちゃうしその時考えようよと先々の事を心配しすぎる私とは正反対に楽観的だ。

まあいいでいかないこともある事はとりあえず置いといて、なぜそんなにのんびりさんなのと口先では言いつつこれは正に適度にやるってことなのかもと思う私。

子育てをしていると1日、1週間、また1年までもがあっという間。いらぬ心配して過ごすよりもお互い笑っていたい。

適度に綺麗な部屋の中でのびのびと過ごす子供の頭を撫でて、顔周りの髪を手ですいて、あれやこれやの事について談笑しつつお気に入りのおやつを食べて。

あー適当って幸せなんだな〜。


心配事はそのほとんどが杞憂に終わると言われている。つまり過剰に身構える必要はないということなのだ。

どうにも真面目過ぎる私の合言葉は「テキトー」。

子供が服用した薬の名前も記憶してしまう私に最も必要な言葉だと思うのだった。



          ♢


年末前から年末年始も含めて長く休んでしまいましたが、皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします✨

この記事の通りテキトーで構わないです。ゆっくり、のんびり、何かのついでにでも読んでもらえたら嬉しく思います。

私もなるべく沢山の方の記事を読みたいな♫

さて、記事の内容のテキトーについてですが以前勤めていた会社の方に言われたひと言で特別子育てについての助言ではありませんでした。そのとき何の話しをしていたか忘れてしまいましたがすごくしっくりきてずっと覚えていたのを子育てが始まってからたびたび思い出すようになったのです。

心配症な故に完璧主義者な私。
初めての子育ては赤ちゃん時代にストレスがすごくて苦労しましたがこの言葉に励まされてきました。成長した今はいまでまた別の悩みがありますがテキトーを忘れず夫のようにのんびり子育てを楽しんでいきたいです。


最後まで読んで頂きありがとうございました✨

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