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「本とミルクコーヒー」

持ち歩くには
ちょっと大きく
厚い背表紙
ずしっとした重み
自宅でゆっくり向き合う
ハードカバーの本

最初のページを
めくる前に淹れる
ミルクコーヒー
どこぞの景品の
最長で愛用中のマグ
ミルクたっぷり
氷ひとつだけ

ふたつ揃ったら
一口飲んで
一ページ目をめくる

すぐに溶けた氷
熱くも冷たくもない
ぬるいコーヒー
本の硬い表面の方が
冷たく感じ
でもまろやかなそれは
中身の詰まった本を
優しく引き立てる

パタンと厚い表紙を閉じ
無意識にマグを持ち上げる
底と目が合い
あ、終わっていたと独り言

自分になれる自分時間
たくさんのこだわり
コーヒーと共に


特に理由があるわけではないのですがハードカバーは家の中で読むことにしています。

なんとなくじっくり向き合いたいからという謎のこだわりです。文庫本はちょっとした待ち時間用に持ち歩いたりします。

そして自宅で本を読む時は大体コーヒーをお供にしていてブラックが苦手なので牛乳を入れてミルクコーヒーにします。

ミルクコーヒーとは私が勝手にそう呼んでいるだけのもの。
この時期はアイスが多いですが本に夢中になっていると結局ぬるくなってしまいます。
でもなんだかそれが本を読む時間と合ってとてもいいのです。

美味しい時に飲んだ方が絶対いいのですが…

そんな感じでとにかく自分のこだわりづくしの読書タイム。

ぴったりだと思ったコーヒー時間というタグを付けて投稿します。

読書の詩でした。







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