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共通テストしてみた

大学入試共通テストの国語(現代文のみ)と日本史Bを解いてみました。古文漢文やその他教科は問題文を見る気にもならなかったのでパス。疲れたけどちょっとおもしろかった。疲れたけど。

結果、現代文86/100点、しかも大問2つのうち小説のほうは全問正解だったので、おおー自分いけるんじゃね?からの日本史55点で撃沈しました。←史学科でなにを勉強してたのでしょう、はは。

現代文出題の出典は下記だそうです

評論:渡辺裕『サウンドとメディアの文化資源学―境界線上の音楽』
小説:牧田真有子『桟橋』  資料:太田省吾『自然と工作―現在的断章』

評論も小説も読みやすくわかり易い印象です。まあ、評論の設問は2つミスったけど(配点1問7点ってでかい(T_T)、解答をみたら、あれなんでこっちに誤回答してたしと思うほど、書かれていることそのままでした。文中「コンテクスト」というワードが5、6回登場してたうえに「コンサート」も頻出してて、頭の中コンコンコンコン。私は小説の方は易しいと思いましたが、息子はそちらのほうが間違いが多く、なんか「無駄な深読みしてしまった」のだそうです。問題文の部分読んだけでも面白そうと感じたので全文読みたいのですが、牧田真有子さんの小説は単行本になっていないのですね…。

自分の頃はセンター試験で、1993年と1994年に受けたので、もう30年経ちました。どんな問題だったかしらと調べたら94年の国語は現代文大問2問で小説が『項羽と劉邦』司馬遼太郎、評論が『陽水の快楽―井上陽水論』竹田青嗣で、そうだー、試験問題のしょっぱな井上陽水の曲の歌詞が出てきてなんじゃらほいだったのでした。小説が『項羽と劉邦』だったのはぜんっぜん覚えてないです。

30年前の文章に比べたら今年度のがよっぽど平易な文だと思うのですが長くなっているのかな、問題文に資料文がついてたりで、そっちも長く、読み解くのが面倒くさくなっているんでしょうか。日本史も、資料について語り合ってる人の話を延々と読まされてるかんじが、疲弊しました。単刀直入にきけやとちょっとイラっと。数学なんかも太郎さんと花子さんでしょっちゅうディスカッションしてるようで、問題文を理解するのがまず大変そう、今の受験生、根気と集中力が凄いなあ、と、他人同士の会話を聞くのがちょっと苦手な私は思ったのでした。


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