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黒歴史になりかけた手紙

kesun4さんのこちらのエッセイを拝読して、コメントで思い出したことが……。

書いて出さなかった手紙は、早めに処分しとかないと、後から黒歴史に…。
手紙にしなくても、言いたい事は直接言った方が早いっすからね。😂

って、あった。危うく黒歴史になりかけた手紙が。

小学校4年か5年の時、結構好きだった男子〇〇くんが転校してしまうというので悲しくて、よし、お手紙を書こうと血迷いました。

夜、家で書いたのを持って登校したんですが、朝、少し冷静になったら、渡したところで何になるんだとか、嫌がられたら元も子もないぞとか、あれこれ考え、結局ものすごーく面倒臭くなって、渡さずくしゃくしゃに丸めて教室のゴミ箱に捨てました。

なのに、なぜかその日に限ってゴミ箱あさりをしたやつがいて、捨てたその手紙を発見し騒ぎ出したんです。これ〇〇くん宛じゃ〜ん、ラブレターじゃないの〜、でも名前無いから誰が書いたかわかなんない〜って、って。

冷や汗滝汗、私(うっかり)ラッキーなことに自分の名前を書いてなかった。だから、そのまま無関係を装い、シラを切り通すつもりでした。

しかし、うっかりの上乗せ。その手紙と一緒に、数日前に返された自分の漢字の小テストも一緒に丸めて捨ててしまってたんです!小テストには当然記名が……。

一緒に捨ててあるなら、この手紙もミヤコちゃんが書いたんじゃないの〜って、そりゃあ怪しまれます。というかまさに私です。が、え〜知らないよ〜違うよ〜って、あくまでシラを切り通す。

そしたら、他の子が、けどこのテスト100点だよ、自分で100点のテスト捨てるわけ無いじゃん!だから、手紙書いた人が落ちてたミヤコちゃんのテストと一緒に捨てたんだよ〜。と、名推理をかましてくれました。皆納得。私も、それな!!と、100点の漢字テストだけ、嬉々として返してもらいました。ああ、漢字得意で良かったよ……。

渡しもせず捨てたのに、危うく黒歴史になりかけたお手紙の話でした。そんなこんなで、直接言わないことは手紙にも書かない主義になったのは、危機回避のためかもしれません😂

それにしても、kesun4さん、いつも素敵な詩や気の利いたエッセイを書かれていて、楽しいコメントも丁寧にくださるから、昔からマメにお手紙書かれて、あちらこちらで沢山の人を籠絡しているに違いない!と思っていたので、書いたことがないと仰るのは意外でした。きっと嫁様への伝家の宝刀リーサルウェポンなんですね。

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