『映画大好きポンポさん』の映画を見ったよ~っ!【映画の感想】
皆さんこんにちは。今日は現在公開中の『映画大好きポンポさん』の映画の感想を書きます!TOPのイラストは、映画を見てとても感動したので、私が描いたものです♪
『映画大好きポンポさん』
(以下ポンポさん)は映画を作る人たちを描いた映画です。
最初に言いたいことが1つ!
『映画大好きポンポさん』は物作りをする人にとって
是非見て欲しい映画です!と断言したい!
もちろん、物作りに興味は無くても
映画が好きな人や、少しでも気になる人にも
おススメな映画だと思います。
映画大好きポンポさんの好きなところ
その1つが『原作漫画の快感とも言えるテンポの良さ』です。
すっごく盛り上がった部分で
余韻を残してスッキリお話を終わらせている。
私はポンポさんの原作漫画のお話の中で
イヤだなと感じる部分が全くありません。
物作りの創作の苦悩はあまり語られておらず
テンポの良いお話しの中で
創作の幸せな部分を、気持ち良く感じる事が出来ました。
ポンポさんの漫画を初めて読んだとき
4年前に初めてポンポさんの原作漫画を読んだとき
私、ものすごく泣きました。
涙がとまらなかった。
当時私は『創作』という行為にものすごく傷ついていました。
もうズタボロ。
創作をすることで得られるカタルシス(超幸せな状態)って、良くあると思うのですが、それを全く感じる事が出来ない状態でした。
何故そうなってしまったのか?
昔、私は6年ぐらい自分のためではなく他人の為に創作をしていたんです。
他人に言われた通りに創作をする日々で、自分の創作は全く出来ませんでした。私生活でも自分の絵を描くことは出来ない状況でした。
今となっては無駄では無かったですが、当時はとても辛かった。
最後は人間的にもひどい扱いを受けて
その場を離れることになりました。
そして私は、その場を離れても、絵を描こうと思っても全く描けないような状態になってしまっていました。
そんな時に読んだポンポさん。ズタボロになっていた当時の私は『創作の幸せ』を『幸せなまま』語っているポンポさんを読んで
涙がとまらなかったんです。
もう、ズッキューンって感じでした。その後、たくさんの出会いがあり、回復して、自分で絵を描けるようになりました。(その時のお話はまた後日)
映画になったポンポさんはどうなった?
今回、ポンポさんが映画になって
原作には無かったエピソードが追加されました。
あまりネタバレしないように言うと、映画では
原作ではあまり語られていなかった
『創作』に対する苦悩だったり
困難だったりが描かれているんです。
原作のポンポさんを読んだ時には無かった
見ていて『心がざらつく』『ざわざわする』ということも
私にとっては感じられました。
その『ざわざわ感』を映画的な盛り上がりとして
有りと見るか、違和感として感じるかによって
後半部分の評価が分かれるように感じます。
創作によって一回ズタボロになった私にとっては
『創作の辛さ』はもう少し控えめの方が
見ていて楽しかったかな~とは思います。
「これこれ、
これが見たかったのよ~!」
(ポンポさんの台詞より)
映画を見た、私の率直な感想です。気になる点はありましたが、映画になることで原作漫画の楽しさを
より楽しく!より魅力的に!表現されていました。
見ていて、とてもドキドキワクワクしました。
そして、涙を何回も流しました。(多分、5回以上泣いてます)
特に魅力的な映像で、原作の『劇中映画』が見られたのも
ものすごく良かった!
誰の為に映画を作るのか?
ここからは、最大のネタバレになるかもしれません。
私は原作漫画のテーマは、多くの人を楽しませるのでは無く
『たった1人に向けた映画を作ること』だと思っています。
映画では色んな追加要素があって、途中でテーマが変わっているようにも感じたのですが、
よくよく見てみると最終的に言いたいテーマは、原作漫画と同じ
『たった1人に向けた映画を作ること』だと気付きました。
では、誰の為に映画を作るのか?
それは、ネタバレ中のネタバレなので言えません。
是非、原作漫画か映画を見てみてください♪
ちなみに『映画大好きポンポさん』の原作漫画はPixivというサイトで 無料公開されているので、気になる方は是非読んでみてくださいね。
(登録無しで読めるようです)
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