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【本紹介♯79】持ち家とFXは同じ

突然ですが、持ち家をどう思いますか?では、FXは?

私は家は賃貸派です、なぜなら借金して家を持つことはリスクだと思うから。
でも別の人は違います、賃貸はどれだけ支払っても自分のものにならないが持ち家は資産になると言います。

賃貸vs持ち家論争はいつでも人気で、答えが出ません。

が、ついにその答えが出ました。
私にとってとても満足のいく答えという意味ですので、自分の考えと違うわーと思う人にとっては正解じゃないかもしれません。

それが書いてあったのがこちら

私が尊敬して止まない橘先生…
臆病者のためのシリーズの中でいちばん満遍なく書かれていて、好きな内容でした。

この本には、持ち家をローンを組んで手に入れることは、レバレッジをかけて、借金の分だけ実際の保有資産を大きく見せることができることと同様だと書いてありました。

そう、つまり、リスクです!住宅ローンはリスクなんですよ…

みんな買ってるみたいな軽い気持ちで手を出したら絶対にいけないゾーンなんですよ…
たしかに家は資産!という時代もあったと思います。でもこれからもずっとそうであるという保証など一切ありません。
それを売りたがっている不動産屋さんからの言葉だけを鵜呑みにするなんて言語道断なのです。

FXなんてこわい!ぜったいヤダ!と言う人が、家欲しい!ぜったい買った方が得!買おう!と言うことに、違和感を覚えずにはいられないのです。

住宅ローンを組むなんて怖い!と思わないのかなあ…??

まあ、さすがに自分の信じたい事実だけを見るというのもフェアじゃないだろうから、次は持ち家派の本もぜひ読んでみたいものです。

ただ、比較系の情報とか見ていると、
賃貸派って一生賃貸でいるという設定なんですが…
老後は現金で家を買うという選択肢がないのは、なぜなんだ?

持ち家派が途中で家を売り賃貸に住むルートがあるように
賃貸派が途中で家を買い持ち家ルートに変更することだってある

いちがいに比較できないですよねえ。

なんて、家論争に話が発展したところで
以上、みかんでした。

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