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【本紹介♯62】転職について

実は私は昨年少しだけ…ほんの少しだけ転職活動に足を踏み入れてみた。
本当に些細すぎて、会社のどこにも応募していないどころか面接とか選考を一切していないのだけれど。
じゃあ何をしてたんだよというと、転職のオファーを受けられるサイトに登録して、人材コンサルタントさん?たちと会ったり話したりして、自分の市場価値を考えてました。

転職しようと思ったきっかけは夫が転職したことと、転職してきた同僚がずっと転職活動を行なっているという話を聞いたこと
それから、今の会社に飽き飽きしていたことなど、色々ある。

少しやってみて、やっぱり今の会社そんなに悪くないかもと思い直せたことはよかった。
コロナのこともあり、すっかり転職に不利な市場にはなってしまったけど、いつでも転職できるという自信を持って過ごすことの必要性を実感した。

でも転職のための準備とかスキルってなにするの?資格とるの?と疑問に思う方に是非読んで欲しい本が見つかりました。

びっくりするくらいすぐ読めますが、とてもまとまっていて面白いです。
1ヶ月って…こんな有能だったからでしょ?と思うかもしれないけど、考え方としては誰でも使える手法だと思いました。

私が一番刺さった箇所は

多くの人が面接がイヤだったり緊張してしまうのは、単に自分が評価されるからではなく、自分が準備をしていなかったり考えていなかったところまで面接で深掘りされてしまうんじゃないかと考えてしまうからだということ。
もしくは自分の強みをキチンとわかっていないために自分に自信が持てず、「相手に使えないと思われたらイヤだな」と思ってしまうからだということ

うん、まさに自分のことが書かれているような気分になりました。

面接ってどうしても自分が評価されてる…イヤだな…と思いがちでしたが、この本にはむしろ面接者より面接官の方が大きなプレッシャーを抱えていて必死なのでは?と書かれていて、なるほどと感じました。

変な人入れたり、入社した人がすぐに辞めてしまったら、真っ先に責められるのって人事ですもんね。
あっちの人を選んどけばよかった!なんて数時間でわかるはずないし。

そう考えると、やっぱり面接官にこの人と一緒に働きたいなあと思ってもらえることが一番大事なのかなと思いました。

就活は婚活ととても似ていて、自分をいくらでも見繕うことは可能なんだけど長年いっしょにいるとつらくなってきたり、うまくいかなかったりする。
じゃあ最初から全力でだらしない素の部分を見せればいいのかというと、そうでもない。
バランスをとりながら、重要だと感じる部分が同じであるかどうかをきちんと確認できなければダメだなと感じました。

また転職活動がしたくなってきたので、コロナショックが落ち着いたらまた再開してみようと思います。

以上、みかんでした。





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