【本紹介♯87】おもしろき こともない世を おもしろく
期待値が低いほど良書と巡り会える確率が高い説をそろそろ唱えたくなってきました…
本日ご紹介する本は、読もうかなあと思いながら数ヶ月放置し、とりあえず消化しとくかくらいの感覚で読んだら、思いがけず私の知りたかったことはこれ!!とびっくりさせられた良書です。
禅って仏教…なんですかね?
宗教は最近ハマっていて勉強してますが、なかなか身についていない現実…
宗教系で面白かった本は、間違いなくコレ!今のところ超オススメです。
まあ、この記事を読んでいただくとお分かりになるかと思いますが、私が宗教にハマっている理由は、宗教を信じている!というよりは
宗教が人や歴史に与える影響について興味があるといった方がいいかもしれません。
それはさておき、先日こんな記事を書きました。
嫉妬つら…って記事です。
ここにも書いてますが、自分の嫉妬する感情を認めることはできたけど、具体的な取り除き方というのがいまいち納得できないままでした。
そのモヤモヤ感を払拭してくれたのが、禅でした!!!!禅すごい!
禅語として、色々解説をしてくれているのですが、禅語って初めて知ったなあ、ステキな言葉ばかりです。
響いたものをいくつか載せたいと思います。
まずは、劣等感を覚えてしまったときにオススメの禅語
「放下着」(ほうげじゃく)
これは、捨ててしまいなさい、という意味の禅語。
「放下」は放り投げる、投げ捨てるということ。「着」はそれを強調する語です。
まず、捨てるべきは〝比べる心〟です。
捨てれば、いまよりずっと軽やかに、おおらかに生きられます。
それまでは比べる対象にじっと目を凝らし、その動向に一喜一憂していたなんてことがあったかもしれませんが、その負担がなくなって、心が安らかになります。
外に目を向ける必要がなくなったぶん、自分の内面に目を向けることができるでしょう。
ここで目から鱗だったのは、比べる心を捨てたあとに生まれる時間になにを考えるのかという視点でした。
そっか、人と比べてモヤモヤしている暇があるなら、もっと自分と向き合う時間に充てたいよなあと自然と思えたんです。
そして、いつもやらされ感を覚えがちなあなたへ(私もです…)
こんな言葉はいかがでしょうか。
「随処作主 立処皆真」(ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり)
どんなところにいても、どのようなことに対しても、自分が主体となって一所懸命にやれば、そこには本来の自分があらわれる、という意味です。
やらされている感を持つのは、それがつまらない仕事、自分がやるまでもない仕事、といった思いがあるからではありませんか。しかし、仕事につまらないも、おもしろいもない。重要な仕事もたいしたことがない仕事もない、とわたしは思っています。
まさにその通り。ぐうの音も出ません。
仕事を楽しくするのもつまらなくするのも、自分の心なのです。。
やらされ感の正体は、主体性のなさです。
自らやろうと思わない限り、勉強も仕事も楽しいなんて思えるはずないですよね。
最近仕事面白くないなあと思ってた私よ…
私に足りないのは、主体性だったんだ。。
上司に、主体性を持て!と狂ったように言われてましたが、これを読んで分かりました。
人から言われて生じる主体性など、ないのだと!!!(持てって話ですが)
もっと自分のやりたいと思えることをやろう
やりたいと思えないことをどうやりたいと思えるか、そう考えた方が幸せですね!
禅いいなあ、しばらく禅ブームくるかもしれません!
以上、煩悩まみれみかんでした。
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