見出し画像

犬を飼いたい娘

娘が1年半ほどずーっと「犬を飼いたい」と言っています。

最初は仲のいい友達が買い始めたというのがきっかけだったので、すぐに言わなくなるだろうと思っていたのですが、なかなか熱が冷めることがなく。

わたし自身、小さい頃から犬と過ごしてきたとかではなく、そんなに動物が大好きというタイプではないので、犬と過ごす暮らしというものがなかなか想像つかず…すぐに娘の希望に賛成!とはなりませんでした。
やっぱりペットを飼うのはいろいろな覚悟をしないとという気持ちもあります。
夫も同じような感じです。

とりあえず両親がそんな感じだから、「犬との生活がどんなものか調べたり聞いたりして教えて」と伝えていました。
わたしも犬を飼っている友人にいろいろ話を聞き、いい面、大変な面を聞いていました。

娘も調べたことをたくさんノートに書いていて、一時期はそのことばかり話すのでわたしもうんざりするほどでした…
でもそんな日々を過ごすうちに、わたしも飼ってもいいかも?と思うようになりました。
洗脳に近いのかもしれません。笑

保護犬やブリーダーのこともいろいろ調べていました。
初心者なので、保護犬は成犬が多くハードルが高いかな…ブリーダーさんも検索したらたくさん出てくるのでよく分からない。またブリーダーからワンちゃんを迎えた近所の人に聞いてみよう。これから少しずつ前向きにペットを飼う準備をしていこうと考えていたところ。

週末に外食に行ったお店の近くにあったペットショップにふらっと立ち寄ったとき、この子かもという子に出会ってしまったのです。

娘はこの子を飼いたい!となり、私も賛成だったのですが、やはり急だったこともあり夫は冷静でした。

そんな急に飼うって言っても無理やん。
ブリーダーで探すって言ってなかった?

その通りです。
でも娘は1年半の蓄積が大爆発した感じ。
とりあえずその日は真剣に考えようと帰宅して、翌日また同じペットショップに行きました。
変わらずいたその子。

散々抱っこして見せてもらったのですが、やはり夫は首を縦に振らず。
わたしも飼いたい気持ちと、不安とが入り混じっていて決められませんでした…
あまり外で感情を出すタイプではない娘が大号泣。珍しいことなので、本当に飼いたいのだと思います。

ひとまずまた1週間考えることにしました。
それまでにいなくなってしまうかもしれない。それは誰にも分かりません。
でも飼うことを具体的に想像するきっかけになったその子には感謝です。

さてどうなるのか。
まだ先が見えない我が家のペット事情です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?