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『きのう何食べた?season2』が名残惜しいからレシピ本買った

『きのう何食べた? season2』(テレビ東京系)がとうとう最終回を迎えました。
シロさん(筧史朗/西島秀俊)とケンジ(矢吹賢二/内野聖陽)の2人の何気ない日常はこれからも続いていくのでしょうけど、映像でもまだまだ見続けていたい、そんな多幸感あふれるドラマだったな。

原作をさらにプラスの方向に導いてくれた西島秀俊さんと内野聖陽さんに感謝したいです。もちろん脇を固めた俳優さんたちやスタッフのみなさんにも。

何気ない日常の中に、人生を重ねるうえでの大事なテーマや重たいテーマがたくさん詰まっていて、それをケンジとシロさんがお互いをいたわりあい思いやりながら二人で向き合っていく。

この作品やドラマを見ている世代には、あまり若い世代はいないかもしれないけど、シロさんたちと近い世代の人たちはきっと他人事ではない気持ちで見ていただろうし、ゲイカップルであるなしに関わらず二人の暮らし方に憧れを抱いたりもしたのではないでしょうか。理想的だし、本当に尊いですね。

最終回、“老いじたく”を進めようとするシロさんが、ケンジとの関係性を踏まえ、彼なりに真摯に考えた結論。
シロさんはケンジの幸せを考えてのこと。ケンジもそれはわかっている。でもそれはケンジが望むカタチではなくて・・。

「大体俺、家族って言ったって、シロさんと親子になりたいわけじゃないもん……」
ケンジの口調はどんな状況でもケンジで、それがケンジの魅力でもあり。
演じる内野聖陽さん、スゴイ。ケンジにしか見えない。

自分の気持ちを素直に言葉や態度に表せない不器用なシロさんもすごく人間味あって好ましさこの上ない。
「俺の人生で、俺の遺産を譲ろうなんて思う相手はお前ぐらいだよ」と照れくさそうに言うシロさん、平凡な「好きだよ」の言葉よりも心に沁みる・・。

season2が終わってしまったなんて。
好きなドラマが終わると、妙にはせつない。

それにしても本当にいいドラマでした。続編かスペシャル版とかないかな。

今日、用事を済ませる前に時間があったので、本屋さんに行ったのですが、料理本のコーナーで『きのう何食べた?レシピ本第3弾』を見つけたので買いました!

2019年4月に出た第1弾も買ったのですが、レシピ本にはドラマの特集や対談などの読み物もあり、ドラマ時の写真も見て楽しめて、さらにドラマに登場した料理のレシピも実践で使えるので気に入っています。第2弾は買っていませんが今回は最終回の直後で名残惜しかったこともあり、即買いました。

料理は得意というほどではないけど、作るのは好きなので今回もいろいろ試してみたいなと。

第3弾レシピ本では「油淋鶏」「シンガポールチキンライス」「バターチキンカレー」「ビーフシチュー」「明太ひじき」「江戸前風ばらちらし」などなど。それぞれのエピソードや場面がすぐに思い浮かんでくるほど、どれも思い出あるレシピだし、美味しそうだし、全部は作れないかもしれないけど、出来る限り試してみたいです。

その前にまずは特集ページや2人の対談などの読み物から堪能したいと思います♪

『何食べ』ロスの気分をレシピ本で補填して幸福感を持続させるのはいいけど、実践しすぎて体重増えたりして⋯

レシピ本 第3弾


フィナンシェも作ってみたい



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