月曜ドラマと火曜ドラマについて

人は性格も考え方も好みも違うのでドラマの評価も人それぞれ。
ユーモア、笑いのツボも違うから面白いと思う感性や観点が違うのも当然と言えば当然。
だからこそ他の人の書いたドラマ感想を読むのもまた興味深い。
同じような感想の時は「そうそう、そうだよね」と共感するし、自分と真逆の感想を読むと「そうなんだ」と意外な観点に驚きがあったり。

と、前置きしているのは、私が書いている感想はあくまでも私個人の感想なので、「へぇー」と読み流していただきたいからです。

火曜ドラマがようやく始まりました。

『マルス ーゼロの革命』
テレビ朝日 火曜 9時 1/23 第1話
キャストを見て「これはあまり見る気がしないな···」と思っていたものの、見るとなかなか面白い。
演者のみなさん実年齢と離れていても高校生の役が似合いますね。
ちなみに、道枝駿佑さん21歳、板垣李光人さん21歳、吉川愛さん24歳、泉澤祐希さん30歳。泉澤さんは2015年ドラマ『表参道高校合唱部』で高校生役、同年の『ちゃんぽん食べたか』で、大学生役の好青年を演じていた記憶があります。9年経った今も高校生役ができるなんて！見た目が若いということですかね。
板垣李光人さんはドラマ起用率がかなり高い役者さん。道枝駿佑さんも連投ですが、今回はまた違ったパワーのある役どころで良かったです。
いかにも学園ものという感じもしますが、こういうテイストのドラマが減ってきているので新鮮かも。

『Eye Love You』
TBS 火曜 10時 1/23 第1話
1話目にして好感度大。二階堂ふみさんは好きな俳優さんなので、ドラマが面白いとうれしい。
ドラマ内のユン・テオ役のチェ・ジョンヒョプさんは、坂口健太郎さんに雰囲気の似た、屈託のない愛嬌のある男子大学生の役を魅力的に演じていました。
実際の韓国語のセリフと日本語のかたことのセリフが、新鮮味があり。
物語の中に散りばめられたエピソードがいろんなところに繋がっているし、映像や雰囲気もきれい。
キャラクターがしっかりしているからわかりやすいのかな。違和感もなく、二階堂ふみさん演じる本宮侑里に感情移入してしまいそうになりました。
なんだかちょっとドキドキしたんですけどー
特に女性には評判いいのかも。
二階堂ふみさんがとてもきれいで可愛い♡
『プロミスシンデレラ』と同様にいい感じの恋愛系ドラマになりそうな気がしました。

いっぽうの月曜ドラマは···

『君が心をくれたから』
フジテレビ 月曜9時 1/22 第3話
逆に感情移入しづらい···。無理のある設定とキャラクターの魅力が乏しいからかな。

『春になったら』
フジテレビ（カンテレ）月曜10時 1/22 第2話
木梨憲武さんの台詞まわしがどうも気になって···。
抑揚があまりなくテンション高めで声を張り上げる感じの口調が私には気になるというか。
演技が上手いとか絶賛されているようでもあるけど···。
やはりベテランの役者さんを起用してほしかったなと。
ストーリー的にも、とても良いお話なのでしょうけどね。
余談ですが、役所広司さんが若い頃、恩師の仲代達矢さんから「お前、息をしているのか？」と言われてハッとした、それから息をするよう意識して芝居をやったら楽になった、というエピソードがあります。たしかに無意識に話しているときって息をしていることには気づいていませんよね。
木梨さんもセリフに気をとられて息が自然にできていないのでは、と上から目線で思う生意気な私です。

第三回 息をしてるのか？ | 忘れかけていたことを、思い出すように。役所広司×糸井重里 – ほぼ日刊イトイ新聞 | 役所広司 | ほぼ日刊イトイ新聞

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月曜ドラマ・火曜ドラマの4つでみると、私は火曜ドラマ勢がはまっているかな。

日曜日のテレビ朝日の新ドラマ『アイのない恋人たち』は、ちょっとワケありな男女の恋愛系ドラマなのでしょうが、普通に面白かったです。

そう思うと、フジテレビはやっぱり恋愛系ドラマは何かが足りないなぁ。ウケ（視聴率や話題性）を狙っているだけの感じが見え隠れしているというか、何を伝えたいのかがはっきりとしないからか、人物設定やストーリーがブレている気もしますね。
『silent』で大成功したからといって、次もうまくいくとは限らない。難しいのでしょうけどね。

TBSの恋愛系はたまにハズレがあるものの、平均点以上という印象。日テレも『こっち向いてよ向井くん』など、原作があるとはいえ見せ方も含めて悪くない。

ということで、言いたい放題だけど、あーだこーだ言いながらもドラマを楽しんでいきたいと思います。