ぼくの覚悟が目を擦り出す
職場で過呼吸を起こしそうになっておどろく。立って話をしていた。上司が自分の答えに納得していないのがわかり、何を言ったらいいか分からなくなったとたんに、目の前が赤と青に点滅し始め、後ろに倒れそうになる。倒れまいと思うと言葉が出てこなくなって、喉が詰まるような感覚があり、息が吸えない。やばいと思ってしゃがみ、深呼吸をしたらおさまった。あぶないとこだったわい。
いちおう社会人としては5年目に入るけども、職場でキレたことはあれ、過呼吸になったことはなかったのでめちゃくちゃ焦った。自分が、上司とはいえ、たかが仕事関係の人の言葉でこんな状態になると思ってなかったし。
わたしは理路整然とした合理主義のコンサルみたいな人と結婚したら駄目だなと思った。絶対合わせられなくて、でも言外に否定され続けることに耐えられなくて、あっさりメンタルやられる。しかし息できないの怖すぎるな。思い出すとまたやってきそうになる。あの感覚を忘れなければ。こういうとき、覚えが悪いとありがたいですね。生き物としてはこういうのがいても良いんだろう。
だいたいわたしは外の人に怒られ慣れてないのだ。小学校から高校まで、学校で先生に怒られた場面をぜんぶ克明に覚えてるくらい。小学校のときは2回で、中学校のときは0回、高校のときは2回。学生時代、あからさまに悪いことをしてこなかったし、勉強もそれなりにできた。それに、口先のいいわけが上手かった。責められないためのいいわけが。
要するに面倒を起こさない生徒だったので、先生に嫌われたこともない。前の職場でも、怒られるとすればよくわからない理不尽な内容だったので、怒りを感じこそすれパニックになることはなかった。
今回はほかの人もやっていてお咎めなしだったことを自分がやったら責められたことと、なおかつ「ほかの人もやっていた」と言わずに説明しようとしたらしどろもどろになってしまって、相手は全く納得せずにさらに言葉尻を掴んで同じことを何度も質問してきた。何を言っても駄目だ、と思ったらさっき書いたような状態に。
そのできごとがショックだったのか、きのうは夕飯もろくに食べられず、すぐパジャマに着替えてベッドに入り、2時間くらいだらだらしてから寝た。
起きてすぐも「ああ、あの仕事どうしよう」と悩んだものの、その場におらんのに考えても仕方ないと思って無理やり思考を断ち切り、お風呂に入って本を流し読み。気は晴れないけども、仕事に行けないほどではない。わたしは本当にいまの会社に縁がないのかもしれないなと、信頼できる占い師の人に言われたことをこんなときに思い出す。3年くらいはいてもいいかもしれないけど、定年まで長く勤めるような感じではない、と言われたのだ。もしもほんとうにそうだとしたら、独立して稼げるようになるか、また職場を探さなくてはならない。浮草だなあ。たぶん、そのほうがいいんだろうけど。
などどぐるぐるしながら体重計に載ったら、なんと800g減。2日で1.5kg減った。水溜め込みすぎだろう。体脂肪率は上がったが、胴回りはぺったんこ。背中の肉もつまめなくなってきた。身体、変わってる。やっぱり運動は、やっただけ効果が出るから、精神衛生上いいなあ。目の使いすぎと悩みすぎによる頭痛は止みませんが、ひとまずきょうも仕事。ジム行きたいよー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?