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何のために生きるのなんて バカなこと聞かないでプリーズ

平井堅の『fake star』がずっと好きなんですけど、これフランのCMソングだったんですよね。当時は子供だったんでカッコいいなーとしか思ってなかったけど、「who is a fake star」とか、「who is a fake smile」とか、「化けの皮を剥がしてやる」とか、その、攻めてない?だいぶ。よくこれでOK出したな明治の担当者。そもそも沢尻エリカを起用してる時点で攻めてるか。これがかの有名な「別に…」の前か後かでまた印象が変わってくるけども。

通勤で運転しながら、やっぱりわたしは運転適性がないなと思う。でも周りを見てみると、好きで運転してる人のほうがまれで、必要だから乗っているという人がほとんどだという気がする。必要だから乗っている人の中に、注意深くて安全な運転ができる人と、わたしみたいに注意力が散漫で意図せずたまに危ない動きをしてしまう人と、ただの横着で人のことを顧みないで危険運転をする人とがいるように思う。必要だから乗るだけだ。必要がなくなったら、電車通勤に切り替えたいと強く思う。家計的にもそのほうがいいし。

新婚旅行に行ってから、ホテルの朝食バイキングだけを食べに行きたい気持ちがある。
とかくわたしは朝食バイキングが好きだ。旅に出るいちばんの楽しみと言ってもいい。ただ旅に出たときは、前夜にすごく食べていて胃もたれしたりとか、慣れないホテルでうまく眠れずに疲れていたりとかで、たくさん食べられないことも多い。ただでさえ歳を重ねるにつれて量が食べられなくなっているうえ、胃もたれや寝不足による頭痛などの体調不良はさらに足を引っ張る。万全の体調で臨むには、朝食バイキングだけ行く、というのがいちばんよさそうだ、という結論に至った。目下、下調べ中である。

生まれてからここまで、楽に生きている感覚があったのは、小学校低学年までだった。小4のころに現実とわたしの認識との齟齬を初めて感じ、小5でそれは明確になった。それからはずっと、どこかで無理をしながら学校に通ったり、お金を稼いだり、人と関わったりしてきた。わたしが楽に生きられる日は、もうたぶん来ない。社会と関わりを持つ限り、わたしは気を遣い、傷つき、苦しむ。それでも、生きていくのだ。死ぬまで。そういうあたりまえの事実が、今一度胸に刻まれる。強く。
B'zの『DIVE』のCメロに、「何のために生きるのなんて バカなこと聞かないでプリーズ 人生自体 思いがけないこと」という歌詞がある。なんとなく聞いていたけど、歳をとったいま、ああ、と思う。真実だ、と。
何のために生きるのかという問いに、答えはなくていい。生まれたから、生きていくのだ。それだけでいい。

(タイトル引用)
B'z『DIVE』

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