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ささやかな欲望に心臓を捧げて

きょうは日焼け止め塗ってからテキトーにリキッドファンデ塗って(ブルーライトの刺激を防ぐのには、専用の化粧品使うよりリキッドファンデ塗ったほうが効果的だと雑誌LDKに書いてあったので実践中)眉毛ざかざか描いて、アイメイクは上下の睫毛にマスカラのみという省エネ化粧で散歩に出た。風は冷たいが、日差しはあたたかい。覚えたい曲をぜんぶiPodのプレイリストにまとめたので、聴きながら歩く。以下プレイリスト。

・MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼「DEATH RESPECT」
・Division All Stars「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- +」
・BusterBros!!!「おはようイケブクロ」
・BusterBros!!!「IKEBUKURO WEST GAME PARK」
・MAD TRIGGER CREW「シノギ(Dead Pools)」
・Fling Posse「Stella」
・Fling Posse「Shibuya Marble Texture -PCCS-」
・The Dirty Dawg「T.D.D LEGEND」
・山田一郎「俺が一郎」
・Bad Ass Temple「Bad Ass Temple Funky Sounds」
・波羅夷空却「そうぎゃらんBAM」
・どついたれ本舗「あゝオオサカdreamin'night」

勉強で暗記するときに、部屋を歩き回りながらやると覚えやすいというのを聞いたことがあるけども、歌も散歩しながら聴いてると覚えやすい気がする。わたしは新しい曲を覚えるときは、まずメロディをぜんぶなんとなく頭に入れてから歌詞を嵌めていくタイプなので、歩きながらなんとなく曲全体の音程を覚える。とくに早口な曲だと、どこでメロディが切れるかで息継ぎできる場所と噛まずに歌えるかが決まるので、歌詞がうろ覚えでも先に音程をぜんぶ把握できたほうが早く覚えられる。

ものすごく話が変わるが、わたしはときどき道路のまんなかに仰向けに寝転がりたくなる。いまはほんのときどき、それこそ散歩しているときなんかにふと思いだすだけだが、10代後半くらいはもっとその欲求が強かった。道路のまんなかに倒れている自分を、俯瞰の視点で眺めてみたかった。しかし危険なので、もちろん実践したことはない。誰かに話したことさえない。
そういえば大学生のときに一度死ぬほど酔っぱらって、コンクリートに寝そべった記憶がうっすらあるが、記憶はあいまいだし、そんな無惨な姿を高い位置から俯瞰で写真に収めておいてくれる物好きな輩はむろん周りにいなかった。いや、いないほうがいいのだが、ちょっと残念ではあった。最初で最後のチャンスを逃したようで。

わたしが今後だれかに自分をモデルに好きな写真を撮ってもらえる機会に恵まれたら、道路で死体みたいに横たわってる写真を撮ってほしいな、と思う。全身真っ黒な服を着て、大の字で、目は瞑って、首は横に向けて、ぶざまにしずかに、倒れている姿を。悪趣味だけど、あこがれだもんで。ね。

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