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「第2回みやパル~10代の喋り場~」――岩手県宮古市の高校生が、10年前の高校生とともに《地域の未来》を語る

10月29日(日)、みやっこハウスで第2回「みやパル~10代の喋り場~」を開催しました。今回のテーマは「10代×10年前の高校生」。高校生が、10年前の高校生サミットに参加していたみやっこベーススタッフとともに地域の未来を語り合いました。


「みやパル」とは?

みやっこベースの「みやっこ」と、英語で友達・仲間を意味する「PAL(パル)」を掛け合わせた造語です。みやっこハウスで信頼しあえる新しい仲間と出会い、中高生自身が興味のあるテーマについて語り合うことを目的としています。

NPO法人みやっこベースの前身である任意団体「ユースみやっこベース」を10年前の2013年に設立し、2月から「高校生サミット」を定期的に開催してきました。「高校生サミット」は、東日本大震災後「地域のために何かしたい」という高校生や若者が主体となって地域について考えるイベントでした。

10年前の高校生サミットの様子
「帰ってきたい宮古」について考えるOBOGの大学生

ユースみやっこベース設立当時の様子はこちらの記事で詳しくご覧いただけます☟

しかし、震災から10年以上が経過し「復興」への意識は変わってきており、更にコロナ禍もあって高校生の地域活動も停滞し、高校生サミットは休止していました。

現代の中高生のニーズに合った活動をするべく、私たちは変わっていかなければいけません。みやっこベースが設立10周年を迎えた今年は「未来のはじまりを、共に創る」をミッションに掲げ、みやっこハウスも内装をリニューアルして再スタートしました。

そこで「高校生サミット」を改め「みやパル」に名称を変更し、「高校生」から「10代」に参加対象を広げました。「みやパル」は今後、月に1回程度の開催を予定しています。また、「望む未来を自ら創る」機会を設けるべく、テーマは参加者が毎回決めます。

第2回目のテーマは「10代×10年前の高校生」

今回は、みやっこベーススタッフ八島さん(旧姓 島越)とともに高校生サミットを振り返りながら「10年後の地域」を考えました。

みやっこベーススタッフ 八島さん

八島さんは2013年2月当時高校2年生で、ユースみやっこベースで開催された第1回目の高校生サミット参加者でした。

2013年2月に開催された「高校生サミット」第1回目。資料は現在も大切に保管しています。

今回のみやパルでは、第1回目の「高校生サミット」を八島さんと共に振り返りながら、10年前の高校生は宮古に対してどのような思いを持っていたのか、この10年でどのような変化があったのか、それを踏まえて10年後の地域を理想の姿にするためには何が必要なのかを語りました。

高校生から出た意見

以下、第2回みやパルのまとめです。自由に語り合ってもらいました!
(緑文字が2023年現在の高校生の意見・感想です)

10年前の高校生は何を考えていたのでしょうか?
現在の高校生が感じている、地域の好きなところ・嫌なところ
理想の10年後の姿、望まない10年後の姿
10年前の高校生サミットを振り返って
10年後の2033年、理想の地域にするために

まとめ

前回も「10年後の地域の姿」について高校生に考えてもらいましたが、今回のみやパルはメンバーが変わり、また新しい視点で話し合いができました。「まちづくり」と聞くと難しく考えてしまいがちですが、まずは「自分にとっての幸せや、生活しやすさって何だろう」と自分自身を見つめなおしてみたり、身近な人のことを知ろうとしたりすることが大事なのではないかと思います。忙しい中ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

次回は11月26日(日)13:00~開催予定です。もっともっと語り合えるPAL(仲間)を増やして、充実した時間を作っていければと思っています!10代だけではなく、大人の方のご見学もOKです。10代が何を感じ、何を考えているのか、気になりませんか?ぜひ聞きに来てください😊

次回のテーマはまだ決めておりませんので「こんなテーマで話してみたい」などご意見いただけると嬉しいです。InstagramなどのSNSで改めてお知らせしますので、フォロー&いいねしていただけると嬉しいです💖

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みやパルでゆる~くお喋りしましょう😊