新入社会人研修「ルーキーズカレッジ」第2回開催~未来のための学びを、仲間とまちと。~
11月15日(水)イーストピアみやこを会場に、今年度2回目となるルーキーズカレッジを開催しました。「公益財団法人大阪コミュニティ財団/東日本大震災及び原発災害からの復旧・復興活動等支援金」の助成を受け実施しました。
ルーキーズカレッジとは
宮古圏域で働く社会人1~3年目の方を対象とした合同研修で、楽しみながら学び・成長していけるネットワークをつくることを目的としています。ルーキーズカレッジは、定期開催の学びの場として以下の3つを大事にしています。
仲間→新たな「地域同期」ができる
学び→社会人としての成長に必要なことを学ぶ
将来→自己理解を深め、将来の方向性を考える
第2回目のルーキーズカレッジには、市役所職員や一般企業から31名が参加。「コミュニケーションスキル」「自己分析」「キャリアデザイン」について講義と参加者同士のワークを行いました。
講師紹介
講師は、Inquiry合同会社founder、CEOの山本一輝さんです。
今回のプログラムテーマ
インタビューゲーム
グループごとに自己紹介をしたあと、インタビューゲームを行いました。
テーマは、
この半年のふりかえり
入社してから感じる自分の変化/成長
この半年を自己評価すると何点?
です。
コミュニケーション能力は、「話す」「聴く」「書く」「読む」といったサブスキルが相互作用しながら作られています。
スキルを伸ばす方法の一つとして、「インタビュアー」と「話す人」の二手に分かれ、交互にインタビューを体験しました。
初対面同士の方が多く、最初は緊張している様子でした。しかし、インタビューゲームをしているうちに真剣な様子で相手の目を見ながら話す参加者が増え、「伝えたい」という気持ちや「もっと話を聞きたい」という積極的な姿勢が感じられました。
私たちが生きる現代社会:VUCA
皆さんは、VUCAという言葉をご存じですか?
①「Volatility」不安定
②「Uncertainty」不確実
③「Complexity」複雑
④「Ambiguity」曖昧
の4つの頭文字をとった言葉で、仕事や生活の当たり前が頻繁に変わる時代であることを表しています。
そのような不確定要素が多く未知の可能性にあふれた現代だからこそ、自分次第で想像もしない人生を実現することもできます。
「強み」とは?
強みとは、自分のなかにある素材を理解し、経験とともに磨かれて効果的に発揮できるようになった個人が持つ特性です。
ポジティブ心理学者の第一人者であるセリグマン博士らが開発した「VIA-IS」強み診断テストによると、強みは24種類に分類されます。そのトップ5の強みが「自分を特徴づける強み」として定義されています。
「VIA-IS」強み診断テストを試したあと、先ほどのインタビューを通して感じた「相手の強み」を探し伝えあう共有タイムを設けました。
「成長」とは?
成長には、方向性があると言われています。「広げる」「高める」「深める」の3点です。体験談を振り返り、行動や出来事を書きだしながら、何が具体に成長したのかを書き出すワークを行いました。成長体験を書き出すことによって「成長とは何か」「成長についての解釈」を一人ひとり導き出しました。
ここで大切なのは、成長を持続的に起こすための行動習慣を身に付けることです。今後も成長していくための方法も考えてみました。
まとめ
11月15日(水)にイーストピアみやこで開催した第2回目の「ルーキーズカレッジ」についてお伝えしました。最初は緊張していた様子だった参加者の皆さんの表情がだんだんとほぐれてきて、イベント開始から1時間が経つ頃にはリラックスした状況になっているのが感じられました。同年代や会社の関係者ではない気の置けない関係性だからこそ話せることもあるかもしれません。今回出会った「地域同期」の皆さんとの繋がりを今後活かしていただけると嬉しいです。
第3回目のルーキーズカレッジは来年2月に開催予定です。