見出し画像

働かないおじさんを自分のエネルギーに変える方法!

ミヤケです!

僕は今20代です。
僕の周りにいる人たちは皆んな働き者です。
年齢や経歴関係なく、皆んなめちゃくちゃ働いてます。
ほんとにすごいなあ〜といつも尊敬しています。

だから、ネット記事で【働かないおじさん】というキーワードを見た時、びっくりしたし、正直信じられない気持ちもありました。
ただ、記事を読んでいくうちに、
「僕も周りにも結構いるんじゃないか!?」
って思いました。

今日のnoteは、「働かないおじさん批判」ではなく、
「そもそも僕たちにとっていいことなんだよ!」ってことを書いていこうと思います。
批判したり自分を正当化しても何も始まりません。
明るい未来のために、いいところに目を向けながら考えていきたいと思います!

どんな人?周りにいる?口癖は?

ネット上に転がっている働かないおじさんの例をいくつかご紹介します。

・やる気ない、無気力
・上から目線で批判ばっかする
・高圧的
・出世に失敗しクヨクヨしている、存在感ない
・忙しそうに見えるが大した成果を出していない
・過去の栄光に浸ったまま動かない
・PC、インターネットを信用していない
・丸投げし、何もしない
・オフラインの会議にこだわる/正しいと思っている
・口を開けば会社の愚痴
など

特に新型コロナ以降、ネット上では、オンラインになったりリモートワークになったりしたことでより顕著になり、批判的な意見が大半を占めていました。

「働かないおじさん」と言われれば、”いないと思うけどな〜”と思っていた僕も、上記のような意見を見つけては、”ん〜いるかもなあ〜〜、あ、いるわ・・”ってなりました。

働かないおじさんはなぜそんなスタンスを取っているのか?

では、そんな「働かないおじさん」は一体なぜ前段のような言動を取ったりしているのでしょうか。
時代背景やスキル面などは専門家に任せておいて、僕が実際に触れ合って感じたことを書きたいと思います。

多分僕は、働かないおじさんと仲良くできていると思います。
結構好かれると思います。
なので、彼らからの相談や悩みを吐露されることもしばしばありました。

働かないおじさんの本音はおそらくこんな感じだと思います。

・インターネットとかオンラインとか、わかってるけど、覚えられないのよ。。。覚える気がないとかって言われるけど、頭に入んないんだよ。。。
・俺だって出世したかったよ。。でも同期やPC出始めの世代に追い抜かれて。。。
・別に怒ってるわけじゃないのよ。。。だけどどうやって”優しく”言ったらいいのか分からなくて。。分からなくて”うー!”ってなると、またキツく言ったりして、余計悪循環で。。。

実際に言われたものもあれば、僕が推測して書いているものもありますが、こんな感じだと思います。

総じて言えば、
「わかんないし、自分なりにやろうと頑張ってるんだけど、上手くいかないし、上手に頼れないんだよ〜〜!!!涙」
って感じだと捉えています。

そして、中途半端な時代背景(”漢!!”みたいな昭和感もそこまでないが、”ゆとり”ほど柔軟でもない感じ)もあり、コミュニケーションでの難しさも自身で感じているんだと思います。

弱点にこそ未来がある!

ここから本題なんですが、
もちろん個別性はあるものの、働かないおじさんは”結構かわいそう”だと思うんです。
ほんとはかなり怯えているし、弱い自分を見せたくないし。
でも、じゃあ、PC覚えろとか、リモートの技術上げろとか、「俺らが若手時代に”これが基本だ!”みたいに言われたことと全然違うじゃん!!涙」ってなってるんです。

そこで、僕たち若手が何をしていくのかというと、
「働かないおじさんの弱点を埋めてあげる!」
これに尽きます!

”いやいや!そんな暇ねーよw なんで先輩や上司のケツを拭かないといけないんだよ!”
って思うかもしれません。
でもね、
よく考えれば、
働かないおじさんは日本において特殊な存在かと言われれば、そうでもないと思うんです。
働かないおじさんの思っている弱みこそ、今日本社会が抱えている弱点であり、改善できるチャンスなんです!

zoomの操作がわかんない・・

これって、働かないおじさんだけじゃないでしょ?
実家のお母さんできますか?
おじいちゃんやおばあちゃんできますか?

働かないおじさんは、言葉もキャッチーだし、なんか「偉そうにしているけど、今こそ蹴落とす/マウント取る/痛み目に合わせる、チャンスだ!!」みたいに目の敵にされてるだけでしょ?
そんなことを言ってる方が時間の無駄ですよ。

先日出席した会議でもこんな一幕がありましたよ。

僕:なるほど〜、例えば情報交換だとうちのチームではSlackとLINEとグーグルドライブでほぼ完結するので、メンバー間のコミュニケーションやお客様とのコミュニケーションに集中できるように頑張ってますね〜

おじさん:すらっく・・・・???ラインはわかる。。グーグルでどらいぶ????

僕:はい!〜〜〜〜な機能で、〜〜〜〜なことはできます!

おじさん:なるほど!でも、設定とかできないなあ〜〜〜

僕:僕やりますよ?お小遣いくださいね?w

おじさん:おお!頼んでいいかな??

とにかく助けてあげましょう。
そしてその助ける活動は、単に働かないおじさんを助けるだけでなく、もしかすると同じような課題を持っている人にも届くような活動になるかもしれません!

とにかく助けて、手柄をお渡ししたほうがいい!

僕が助けるときに意識していることは、
ミヤケが助けたんだよ感を出さないことです。

あくまで着想は働かないおじさんだし、僕は”ヒント”や”気づき”をもらっただけだと考えるようにしています。

その理由は、
ミヤケの手柄にするよりも、働かないおじさんの手柄にする方が全員ハッピーになるから。

例えば、
働かないおじさんの弱点を見つけ、ミヤケが助けたとします。
その成果を働かないおじさんの成果にします。
そうすると、働かないおじさんは「影響力」「権力」はそこそこあるので、全体としてクオリティが上がります。
そしてさらに、働かないおじさんの評判は上がります。
評判が上がると、次のチャンスも舞い込んできます。
でも次のチャンスはさらに難易度が高い(ITリテラシー的側面で)ので、働かないおじさんはまた動けなくなってしまいます。
そうすると、働かないおじさんはミヤケに再度助けを求めるようなアクションを取ります。
そしてまたミヤケが助けられるチャンスがやってきます。
以下同文。

”でもそれじゃあミヤケの評価はいつまで経っても上がらないじゃんか!!”

そう思うでしょう。

違います。

確実に上がります。
というか、評価というよりも、もっと大きな成果に繋がります。

ミヤケが一生懸命やっていること。
最初は誰の目にも留まらないけど、感度の高い人は少数でも気づき始めてくれます。
気づいてくれた人は、相当感度が高く、年齢に関係なく人を尊重できる人であるケースが多いです。
そうすると、何かの機会にミヤケに声をかけてくれます。
ミヤケが挑戦できるチャンスです。

さらに。
ミヤケががんばり、ミヤケだけの評判が上がると、どうなるでしょうか。
結構恨みを買います。
誰か1人で成果を独り占めすると、必ずモヤモヤする人が出てきます。
それを分散させる意味でも、リスクヘッジ的になります。

あと、まあ、
感謝みたいなものを、結構手前で欲しがると、結果長期的に見てあまり健全にはなんないのかあなあって気がしてます。
それよりも、いつか自分が本当に挑戦したい、突っ込みたい時に、「全力で僕を助けてください!!!!」って言って、ほんとに助けてもらえる方が、少なくとも僕にとっては幸せな気がしています。


【働かないおじさん】
その存在は、これからの未来のために必要な役割なのだと思います。


<終わり>


シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。