三宅島の野鳥生息・飛来情報(令和2年11月)
みなさん、こんにちは。
今回のテーマは、三宅島の“野鳥”についてです。
三宅島は、バードアイランドとも呼ばれ、我が国でも珍しいほど多くの野鳥が生息しているのをご存じですか?
これまでに、三宅島で確認された野鳥は、なんと約280種!!日本全国で、確認された鳥類は、約600種ですので、ひとつの島でこれだけ多くの野鳥が見られるのは、三宅島ならではですね。また、三宅島では、渡り鳥や旅鳥の種類が多いことのほか、留鳥を含め野鳥の個体数が多いことも特徴です。
さらに、国の天然記念物に指定されている「アカコッコ」をはじめとした日本固有種や、限られた地域にのみ分布する「シチトウメジロ」、「オーストンヤマガラ」等の固有亜種といった伊豆諸島ならではの希少な野鳥たちも身近に見ることができます。
東京都三宅支庁では、日頃より、野生鳥獣の生息状況・飛来状況の把握に努めています。
先月、島内3地区にて、1㎞往復する間に、目視又は鳴き声により確認された野鳥を記録して、集計表にまとめました。
〇令和2年11月に確認された野鳥の集計表
特記事項:11月は、アトリ、ジョウビタキ、キセキレイ、ノスリが渡ってきました。
〇三宅島の野鳥
シチトウメジロ
ミヤケコゲラ
オーストンヤマガラ
〇三宅島の植物
三宅島は、豊かな自然に恵まれ、多様な植物も島内各所で見られます。
花や実をつけた、季節の植物も一緒にご紹介します。
ハマコンギク
オオムラサキシキブ
ツルソバ
三宅島の野鳥等の情報は、毎月投稿する予定です。
継続してご覧頂ければ、季節ごとの野鳥や植物の移り変わりをお楽しみいただけると思います。
次回もご期待ください!
見出し写真:タネコマドリの巣立ちビナ(2020年6月撮影)
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