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三宅島・御蔵島の農林水産業

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記事一覧

【連載】三宅島産レモンを使ってみようシリーズ 第3回「みんなのレモン料理紹介(前編)」

※本投稿はシリーズものとなっております。詳しくは第0回をご覧ください。  こんにちは、三宅支庁産業課です。  第1、2回では、三宅島産レモンを使ったスイーツのレシピについてご紹介してきました。作り手の想いのこもった、素敵な記事だったと思います。  本シリーズの作成にあたって三宅支庁の皆様には、ご家庭で三宅島産のレモンを使った料理やスイーツについて情報提供をお願いしておりましたところ、たくさんのレモン料理の写真をご提供いただきました。ご協力いただき、誠にありがとうございます。

【連載】三宅島産レモンを使ってみようシリーズ 第2回「友達でいたいあの人へ贈る 三宅島産レモンを使ったレモンティークッキーの作り方」

※本投稿はシリーズものとなっております。詳しくは第0回をご覧ください。  バレンタインデー、皆さまは誰かからの想いを受け取りましたか?  筆者は、なんと推しの先輩からキャンディーをいただくことができました。キャンディーを贈る意味、ご存知ないのだろうと分かりながらも、正直、凄く嬉しかったです。  ことバレンタインデー・ホワイトデーでは、贈られたお菓子の意味を深読みしてしまう厄介な人間も沸きがちなので、皆さまが贈る側になる場合、ある程度お菓子の意味を調べてそれ相応の覚悟を持って

【連載】三宅島産レモンを使ってみようシリーズ 第1回「アカコッコでも分かる!三宅島産レモンを使ったウィークエンドシトロンの作り方」

※本投稿はシリーズものとなっております。詳しくは第0回をご覧ください。  バレンタインデーとホワイトデーの狭間、デパートの地下も揺れる季節となりましたね。  しかし、三宅島にはデパートがありません。そこで、誰でも簡単に作ることができ、尚且つ島内産レモンを使用することで、デパ地下にはない三宅らしさも演出することができるスイーツ、「ウィークエンドシトロン」の作り方を掲載します!  「ウィークエンドシトロン」とは、たっぷりのレモンアイシングでコーティングされたバターケーキのこ

【連載】三宅島産レモンを使ってみようシリーズ 第0回「三宅のレモン事情について」

 こんにちは、三宅支庁産業課です。  三宅島では現在、新たな特産品として「レモン」の生産振興を目指しています。マイヤーレモンと比べて、まだまだ島内の生産量が少ないレモンですが、いずれは三宅の新しい主幹作物になると期待されています。  今回は、三宅支庁の職員の皆様にお願いし、島内産のレモンを使って様々な料理やお菓子を作っていただきました!そこで、「三宅島産レモンを使ってみようシリーズ」と題して、支庁の皆様に作成いただいた料理、お菓子についてご紹介いたします。  今回は導入編とし

三宅島産イセエビを食べてみた!

こんにちは、三宅支庁産業課です。 なんと、三宅島でイセエビが上がったとの情報を入手しました!  イセエビ(Panulirus japonicus)は十脚目イセエビ下目イセエビ科イセエビ属に属し、台湾・韓国・日本沿岸などに分布しています。学名に「japonicus」とあるように国内に多く、茨城から九州の太平洋側、九州の北部西部に生息しています。岩礁性の浅い海に生息し、産卵期は6~8月です。  三宅島では、11月から3月にかけてイセエビ漁が解禁され、主に刺網で漁獲されます。イ

ツバキ種子の集荷

こんにちは、三宅支庁産業課農務担当です。 今回は三宅島の冬の恒例行事、ツバキ種子の集荷についてご紹介します!  ツバキ(Camellia Japonica)は伊豆七島によくみられる常緑樹で、12月頃から赤い華麗な花を咲かせる冬の花木です。大島や利島が有名ですが、三宅島にもたくさん自生しています。ツバキは強風や潮に強く、冬に強い潮風が吹き付ける三宅島の気候に合っているようで、ヒサカキやマテバシイなどとともに、畑の防風林や生垣として植栽されているのを見かけます。また、林道を走っ

魚を捌いてみようシリーズ1

~~~この記事は、昨年3月末に離任した職員によるものです。~~~ こんにちは、三宅支庁産業課水産担当です。 今回から全4回にわたり「魚を捌いてみようシリーズ」をお送りします。 ちなみに過去記事では、「おいしい魚の食べ方シリーズ」と称して https://note.com/miyakesangyo/n/n31a20bc6f7f5 https://note.com/miyakesangyo/n/nb4b79fdc05c7 https://note.com/miyakesang

三宅島で漁業者になろう!―3年ぶりに三宅島漁協の短期研修が開催されました!―

こんにちは、水産担当です。 今回は、3年ぶりに開催された三宅島漁協の短期研修の様子をご紹介します。 漁業者を増やしたい! 近年、全国的な漁業後継者不足が問題となっていますが、三宅島においても漁業者の減少と高齢化が急速に進んでいます。 そこで、平成24年に漁業者の増大と定着を図るべく、漁協、漁業者、村及び都が一体となり「三宅島漁業後継者育成対策実行委員会」を立ち上げました。当委員会では、新規就業者が独立するまでの研修制度や独立時の費用負担の軽減に関する仕組みづくりを行ってい

産業課レポートR4⑪

みなさんこんにちは。 今月も、産業課が毎月情報収集を行っているものの中から、抜粋してお伝えしていきます。 1 市場出荷の状況(R5年1月)○キンメダイ 平均単価 1,703円/kg (過去5年平均比 42%増) 出荷量  2,138kg  (過去5年平均比 61%減) (情報:三宅島漁協 ) ○アシタバ 平均単価  186円/束   (過去3年平均比 20%増) 出荷量   431㎏ (過去3年平均比 40%減) (情報:三宅島農業振興会 ) 2 来島者数の状況

三宅村の農業者と先進地視察を行いました

令和5年1月26日、27日に三宅村の認定農業者5名、農業長期研修生1名が先進地視察を行い、三宅支庁農務担当も同行させていただきました。 農業先進地視察は、島内における新たな農作物の生産確立、農業先進技術の導入事例研修、 青果、花き市場の最新トレンド品種の勉強などを目的に、三宅村主催で年に1度実施しているものですが、コロナ渦で開催中止が続き、3年ぶりの開催となりました。 視察1日目は、都内先進農家2戸の視察を行いました。 まず、施設イチゴを栽培している農家さんを

産業課レポートR4⑩

みなさんこんにちは。 今月も、産業課が毎月情報収集を行っているものの中から、抜粋してお伝えしていきます。 1 市場出荷の状況(R4年12月)○キンメダイ 平均単価 2,082円/kg (過去5年平均比 60%増) 出荷量  4,061kg  (過去5年平均比 27%減) (情報:三宅島漁協 ) ○アシタバ 平均単価  149円/束   (過去3年平均比 19%増) 出荷量   379㎏ (過去3年平均比 53%減) (情報:三宅島農業振興会 ) 2 来島者数の状

産業課レポートR4⑨

みなさんこんにちは。 今月も、産業課が毎月情報収集を行っているものの中から、抜粋してお伝えしていきます。 1 市場出荷の状況(R4年11月)○キンメダイ 平均単価 1,827円/kg (過去5年平均比 48%増) 出荷量  6,379kg  (過去5年平均比 31%減) (情報:三宅島漁協 ) ○アシタバ 平均単価  178円/束   (過去3年平均比 22%増) 出荷量   531㎏ (過去3年平均比 49%減) (情報:三宅島農業振興会 ) 2 来島者数の状

ヤマノベ旅館~島じまん食材使用店のご紹介~

みなさんこんにちは。 今回は、「東京島じまん食材使用店」にも登録されている、ヤマノベ旅館さんのご紹介をさせていただきます。 ヤマノベ旅館さんは、阿古地区にある旅館です。 島の新鮮な食材をたっぷり使ったご赦免料理が自慢の宿で、宿泊時は囲炉裏を囲んでゆっくりと食事を楽しむことができます。 旅館の隣にはお食事処が併設されており、今回はそちらで昼食をいただきました。 店内は、お洒落な照明等もあるレトロな雰囲気で、ゆっくりと食事をすることができます。 こちらが訪問させていただい

産業課レポートR4⑧

みなさんこんにちは。 今月も、産業課が毎月情報収集を行っているものの中から、抜粋してお伝えしていきます。 1 市場出荷の状況(R4年10月) ○キンメダイ 平均単価 1,848円/kg (過去5年平均比 38%増) 出荷量  7,248kg  (過去5年平均比 32%減) (情報:三宅島漁協 ) ○アシタバ 平均単価  216円/束   (過去3年平均比 5%増) 出荷量   523㎏ (過去3年平均比 28%減) (情報:三宅島農業振興会 ) 2 来島者数の