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#126 学校給食アドバイザーのお仕事について 〜FMかおりん流仕事の進め方②

今、関わっている自治体では、古いウェット式の調理場が50近くあって、これらをどう更新するべきか?というのが課題です。出来るだけ学校給食の提供を止めることなく、更新できるのか?というのはとても難しいことなんですよね。


まずは現状把握

調理場も調理する食数も違えば、立地も違います。小学校と中学校でも配慮すべき点が変わってきます。
それらをまず把握することから始めないといけませんから、最初にやることは、調理場と厨房機器のデータを整理していくことなのですが、その際には、全体の建て替えが完了するまでに、現在の調理場と厨房機器をどのように維持管理していくのかを同時に考えながら、集約したり親子方式を導入したり、場合によっては一定期間デリバリー弁当に切り替えることも念頭において、具体的な実行計画作成に向けて、現場の皆さんと調整をしていきます。
これ、建物だけでなく、厨房機器とか全ての更新時期、移設の可否などいろんなことを睨みながらの細かい計画作成になるので、本当に鉄道路線図作ってるみたいな感じになります(笑)しかも、予期した通りの順番に壊れてくれないことが前提で、途中の組み替えや見直しを想定しながら考えていくので、脳が超疲れます(笑)

この作業は一人では絶対できないし、すべきではありません。なので、チームで何かあったら、ガッとすぐ集まって短時間で対策会議をして対応できる体制づくりを作業をやりながら形成していくことが大事だと思っています。

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