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「理想の状態」を質問する (vol 012)

部下(マネジャー)と毎月欠かさず、1on1 Meetingと称する1対1の個人面談をしています。30分から1時間の面談です。

本当は、この1on1の時間で「コーチングを行ないたい」と思っているのですが、部下達から出てくる話は、ともすれば目先のタスクをこなす話ばかりになって、自分自身や自分の組織が達成したいと思っているゴール、目標の話になりません。私のコーチとしての力量不足を痛感する時間です。

そこで、マネジャー達の視線を足元のタスクから外して、少し時間軸の先の方、「自分が到達したい理想の状態はなんだろうか」を考えて話をしてもらいたいと思いました。

また、「自分が考えている理想」とだけ質問してみると、その人の価値観が反映されることで、色々と異なる側面からの「理想の状態」を各人が考えてくれるのではないかと思います。

「理想を考える」を質問してみる頻度を上げることで、「今」と「理想」を思うことが、日常活動の中でさまざまな事象や活動に対する「問題意識」を持ってもらうことにも繋がると考えています。

Ideal Condition
What do you think, when you hear the words "ideal condition"?
About yourself, your team, your organization, and the company as a whole.
About communication with certain people, about the way we work.
In various situations, try to think an "ideal condition" related to your "current state".
If you do this, you will be able to find out what the current problems are and what you want to improve on.
The role of the manager is to improve these issues one by one.

What are the small steps you can take to bring the current situation closer to the ideal state?
理想の状態、と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
自分自身のこと、チームのこと、組織のこと、会社全体のこと
特定の人とのコミュニケーションのこと、仕事の進め方のこと、
いろいろな場面で、「今の状態」に関わる「理想の状態」を考えてみてください。
そうすれば、今の問題点や改善したいと思う点が見つかるはずです。
これを一つずつ改善していくことがマネージャーの役割です。
現状を理想の状態に近づけるためにあなたができる小さな一歩は何ですか

いつも最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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