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僕たちが箱根駅伝に出るために考えてやったこと〜大学生⑰〜

大学一年生の振り返りは16本のnoteになりました。いやー、長かったw
まとめる力の問題かなと思いつつも、溢れてくる想いに嘘偽りはないのであしからず。素朴で純粋だった若い頃が懐かしいです(笑)思い出される記憶の鮮明さと、自分が注いできたパワーは比例していると思うので、若い頃の自分にある意味感心します。若さは財産ですね。

春は別れの季節であり出会いの季節でもあります。頼もしかった上級生が抜け、4月からは自分も学年が一つ上がりました。1年生の時のような「普通じゃない箱根駅伝チャレンジ」はもうありません。ただ、コツコツと目標に向かって地味に頑張る取り組みこそ、学生が学生らしく取り組む「本来の箱根駅伝」なのかもしれませんね。「普通じゃない」ものと「本来」のものを比較してその良し悪しを問いたいわけではありません。むしろ、両方経験できて良かったなと思っていますし、それが今につながっているのは間違いないです。なにかしらの結果がついてくればよかったのですが、そうではなかったのが心残りです。でも、大切な時間を過ごしましたよ。


■新キャプテン

新チームのキャプテンになったのはカイトさん。成瀬さんたちの熱い大学院生や卒業した四年生とはちょっと違って、寡黙に練習するタイプでした。カイトさん自身が怪我で悩んでいた時期が長かったので、僕が怪我をした時はかなり気にかけてくれて、無理に走ろうとしたときは本気で怒ってくれました。このときですね。。。↓

寡黙でコツコツ練習するタイプでしたが、決してとっつきにくいわけではなく、ご飯に連れていってくれたり、相談にのってくれたりしました。カイトさんと僕はどんなレースに出てもだいたい同じ位置で走っていたので、チーム内ではライバルみたいな関係だったのですが、最後の最後は必ずカイトさんに競り負けるというお決まりパターン。自己ベストをみても、5000m、10000m、ハーフマラソンすべてでほぼ1秒差で僕が負けてました。苦手意識があったわけではなかったのですが、ここはカイトさんの意地だったんでしょう。アスリートとしてはすごく大事な素質だと思います。

カイトさんがキャプテンになってからは、いろんな話をしました。ときには一緒に走りながら、時にはミーティングで。寡黙ではあったものの、内側に秘めた闘志は本当に強くて、チームをこうしたい!こんな取り組みをしていたら変われるんじゃないか!?と何度語り合ったかわかりません。初めて会った時は一匹狼のような雰囲気すらあったのですが、キャプテンという立場は人を大きく変えるんですよね。最上級生になってからというもの、本当に頼りになりました。そしてカイトさんは走りでチームをグイグイ引っ張ってくれました。


■筑波大学だからこそ

筑波大学は非常に学問の盛んなところだったので、体育に関してもとても研究が進んでいました。卒業して12年も経つと、当時やっていたことがなんだか幼稚にすら思えてしまいますが、結構いろんなデータをとってそれを活用しようとしたことがあります。僕自身が2年生になって始めたのは食事の記録。ちょうどスポーツ栄養学の授業も始まったんで、食事を管理していようと思って始めました。最初はカロリー計算してデータ詰めにしようと思っていたものの、おそろしく時間がかかってしまうことに気づき、途中から食べたものを食品群別に分けて食事内容に偏りがないかどうかをチェックするようにしました。なかなか骨の折れる作業ですが、これが箱根に近づくための取り組みだと思えば苦痛ではなかったです。

ちなみに、4年生になったらこれがここまで進化しました。体重が落ちないという後輩にもやらせて僕が食事介入した例です。今見ると恐ろしく内容が薄っぺらいですね。お恥ずかしい・・・

「筑波大学に入ると頭でっかちになるぞ」と言われたことがあります。まぁ、ある意味当たっていて、ある意味不正解。確かに考えるより無我夢中になって走った方がいい場面はたくさんあったと思います。ただ、その反面「頭でっかち」になってよかったなと思うところもありました。今振り返っても、当時のことを鮮明に思い出せるのは箱根に出るためにはどうすればいいかをよーーーく考えていたからだと思ってます。

当時のチームは「学生主体」であり、きちんとしたコーチがいない状態でした。だからこそ、「自ら考えて行動する」ということは必要に迫られてやっていたんでしょうね。。。頑張ってたなぁ。

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株式会社ウィルフォワードアスリート代表。筑波大学体育専門学群卒/元高校教師/柔道整復師/日本陸連A級トレーナー。ランナーのための情報メディア「RUNNING CLINIC」を発信中〜https://runningclinic.jp/
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