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#28 ファンにも選手にも愛された男

2018年シーズンまで背番号28を背負っていたのは、新垣投手でした。

私が生まれて初めて野球選手にサインをいただいたのは、多分新垣投手です。快くサインを書いてくださり、「頑張ってください!」って言ったら「ありがとうございます!」って気持ちいい返事をしてくれました。また別の時には、友人が新垣投手のイラストを描いてそこにサインをいただいた時には「これ誰描いたんですか?え?描いたんですか?似てますねー!すごい!」などすごく嬉しそうにサインをしていたのも印象に残っています。

2016年の日本シリーズでの胴上げの瞬間、TVで応援していた私は「ゴープロ(小型カメラ)つけてるの誰だよ!」っていうのが一番気になってた事案で、背番号をその場でググった結果、それが新垣投手でした。(実は、この映像は日ハムのオフィシャル映像になっているっぽくて、あの映画にも使われてましたよ!)

その2016年のファンフェスでは、持ち前の明るさとギャグセンス(?)で札幌ドームを独り占めにしていたし、それを見ていたファンは翌年もそれを期待していたものの体調不良でファンフェス欠席。でも、ちゃんとVTRで最後に出演し、こちらもいつものギャグセンス(?)で札幌ドームを沸かしていました。そして、ファンは2018年のファンフェスでも札幌ドームで彼のギャグ(そこか)を期待していたはずでした。

しかし、残念なことに2017年の怪我から18年の手術とシーズン中はなかなか結果を残せず、2018年のオフには戦力外通告を受けることに。術後の経過も良くて、実戦復帰できそうだというところまで来ていた状況だったので、私の周りでもかなり驚きのつぶやきが多かったです。諦めきれず、「ファンフェスだけにでも帰って来てくれないかなぁ?」なんて声もよく聞きました。そして迎えた、2018年のファンフェス。最後のMVP発表のタイミングで、プレゼンターの紹介となり、北島三郎の「まつり」が聞こえてくるのと同時にファンもステージ上にいた日ハム全選手からもどよめきというか爆笑の嵐が。北島三郎の「まつり」は新垣投手の登場曲。次の瞬間にはファイターズのTシャツを着た新垣投手(正確にはもう選手じゃないけど)の姿が。

この裏話として、選手会長の中島選手が個人的に連絡をしてそこからチームにも交渉したとのこと。選手たちの中でも、「かきさんいなきゃ始まらないでしょ!」という会話があったとかなかったとか。そんな、ファンにも選手にも愛されたキャラクターを持った彼は2019年から古巣の社会人野球チームの東芝野球部のコーチの道を歩むことになりました。現役続行を希望していたので、もしかしたら思ったようにいかなかった結果なのかもしれないですが、それでも野球に携わっている姿がどこかでまた見られるのかと思うと、ファンとしては少し安心する部分でもあるのかもしれません。

今年はプロ野球だけじゃなく、社会人野球の観戦もしてみたいなぁ。。。

ぜひ、この愛されっぷりがわかる映像をどうぞ!!!(栗さんも爆笑w)




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