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アフターコロナを考える前に僕たちが取り組むべきこと

みやじ豚&農家のこせがれネットワーク宮治です、
緊急事態宣言が出されている最中ですが、いかがお過ごしでしょうか?

様々なメディアでコロナに関する情報が溢れていますが、
最大のコロナ対策は世の中の動きを正確に捉えることと考えています。
僕自身、ここ4-5年は、信頼できる複数の評論家らの情報を有料で得るようにしています。
私達国民が正確に経済のことを理解することが、
より良い日本にするための一番の近道と言えるでしょう。

とはいえ、消費増税とのダブルパンチで、経済的打撃は相当なもの。
みやじ豚も活動をはじめて15年、最大の危機を迎えています。

通常、売上は飲食店向けが中心ですが、
取引先への発送が一番多い月曜日の発送がゼロを体験しました。
結果、飲食店のお取引先向けの売上は80%減。
名物イベント「みやじ豚BBQ」も全く開催できない状況で、

「商売あがったり」です。

「ビフォーコロナの世の中には戻らない」
ともいわれる中、日本の農業の存在意義が問われている気がしています。

実は家業イノベーション・ラボの協力メンター複数人に、
この危機を乗り越えるためにすぐやるべきことを3つ挙げて頂きました。
すると、口を揃えて同じ内容でした。

この危機を乗り越えるためにすぐやるべきこと

①融資を受けるなりして、できる限り多くの現金を集めろ。
②選択と集中で、勝負できる分野に経営資源を振り分ける。
(特にデジタルシフトを意識)
③②を踏まえて経営計画を書き直せ。

【例】株式会社みやじ豚の場合
① JAに足を運び、日本政策金融公庫の無利子融資を受ける運び。
②注力してこなかったオンラインショップに注力し、通常の3倍の売上に。

売上アップのポイントだったことは?

生活者の状況は、
・国産の信頼できる食材に注目が集まっている
・野菜など国産が基本の食材は高騰中
・家庭で食事をとる機会が圧倒的に増えている
・買い置きできるものは買い置きしたい

だと思います。
みやじ豚は、特に新商品を投入しているわけではありません。
あくまでもみやじ豚をどう提供するかを考えています。
なので、
・冷蔵が基本の精肉を、冷凍で提供
・通常販売しない、肩ロースなどを会員限定で提供
・お肉の組み合わせを変えて毎週新セットをつくる
・通常しない「送料無料」や「特典」でお得感を演出
・通常月1回のメルマガを毎週配信して新セットの告知

正直、これまではこんなに細かく運用してきませんでした。

それができるようになったのは、利益を生むセット商品の企画を誰でも簡単にできるような仕組みを作ったからです。
ネットショップの売り上げをみて、
在庫状況と照らし合わせて新商品を企画する。

そういった当たり前のことに加え、
Excelに商品の販売価格、利益率を入力しておいて、
商品をどう組み合わせて、割引、特典があっても、
トータルでどれくらい利益が生まれるのかを簡単に把握できるものを作りました。

これまで僕が勘でやってきたことを、パートさんを始め、誰でも
利益を考えながら魅力的なセット商品を考案できるようになりました。
パートさんのやりがいにも繋がっています。

お陰様で、新商品はいずれも完売。
既存の商品の組み合わせなので、
売れ行き不調でも損することはありません。

新商品は、冷凍送料無料特典付きの10,000円台のセットです。
これまで取り組めなかった緊急性はないけど重要度の高い仕事に取り組む事は、日々落ち着いて生活することにも繋がります。

さいごに

落ち着いたら、お取引先の飲食店でまた皆さんに食べて頂けるように、自分も取引先でみやじ豚を食べるのを楽しみに、何とか生き残るべく頑張っていきます。
新型コロナウイルスに負けぬようお互いがんばっていきましょう。

みやじ豚通信で随時新セットのお披露目もしていきます。
よければオンラインショップもご覧下さい。
メルマガの内容が気になるなら会員登録だけでも大歓迎です。
※PCサイト画面右上の「マイページ」から
※会員登録して頂いた方にはもれなく300ポイントをプレゼントしています。
※会員限定に、肩ロースなどの人気&希少部位の期間限定販売も。

色々な方が読むことを想定して書きました。
威勢のいいことも書きましたが、オンラインショップだけでは
損失をカバーするには至らないのが正直なところです。
冷蔵庫冷凍庫に余裕があれば、冷凍でも品質の変わらない
みやじ豚をお楽しみ頂ければありがたいです。
https://www.miyajibuta.net/SHOP/F03-T02-W286.html

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