教師の声が聞こえない

高校生の時、私は先生の声が聞こえなかった。
「聞こえない」という言い方はとても極端ですが、要は 話が入ってこない という意味です。

自分は中学生の頃から読書が大好きで漫画も小説も多くの作品を読んできて、必然的に文章を読むのが得意になっていました。

このことが関係しているかは分かりませんが、勉強は授業で先生の話をしっかり聞き板書を書き写すより、自分で教科書や本屋の参考書を読み漁り自分なりのノートを作るのが最も自分にとって楽しく勉強ができて、最も身にも入るスタイルでした。

授業がつまらない、間違っているという訳では全くありませんが授業内での先生の言葉はちゃんと集中していても簡単に頭から離れていくので自分には先程述べたような方法で勉強をするのが一番ベストだと思っていました。しかし先生の中には(極端な言い方をすると)自分の教えるやり方、学習スタイルが最善の方法であり生徒は皆このやり方を実践すべき!!と言う考えの人も中にはおり自分のスタイルを崩されることも多々ありました。

近年、日本の教育は世界各国の中でも色々な面で劣っていると言われ、学習本来の点以外でもモンスターペアレント、生徒によるいじめ、教師によるいじめ、また教師から教師へのいじめなど多くの問題が目立つようになっています。

このような問題がある為、私個人としては日本の学校の「クラス制度」を無くすのが一番の解決策であると考えています。簡潔に言うと中学高校の講義の形を大学のような形に変えるということです。
これによって生徒が各々の個性をぐんと伸ばすことができ、特定の人間関係の枠組みで悩まされることもなくなると考えます。

今、自分が述べたことは何年も前から私以外の多くの人が主張し続けてきたことです。自分と同じ悩みを残したまま学校を卒業した人が他にもいるかは分かりませんが、これからの日本の教育が万人一人一人の為の教育になってほしいと思う。