スクリーンショット_2019-11-12_13

「お試し移住」サービスは本当に「移住のためのお試し」か?

お試し移住サービスを展開している側だが、このお試し移住サービスは「移住検討者」のためのものなのか、たまに疑問に思う時がある。

ちなみに「お試し移住」は、自治体が空き家を活用して提供しているサービスだ。各自治体で用意している所はある。

中には1ヶ月〜と提供しているが、大抵は2泊〜1週間程度がほとんど。
それは「観光」と何が違うのか。。。現地の人にアテンドしてもらうツアーがあったり、移住観点でのディープなツアーではあるが、やはり観光と思ってしまう。

「旅行」と「住む」視点は前回の記事で書いてるが、2泊3日で付き添いで色々紹介されたら、確かに現地の魅力は伝わると思う。
しかし、2泊3日だと魅力しか伝わらず、表面だけ受け止める見え方になりそう。不便さ含めて初めて「住む」という視点になるとみている。

一番あってはならないのは、初めだけいい顔されて、住んだらあとは気にかけない状態というのが辛い。それこそ「移住失敗」に繋がる。

初めに期待が高い分、むしろその期待を高めるのならずっと維持し続けなければいけないということを念頭に入れるべきだ。

「1ヶ月」にこだわる理由

我々も「お試し移住」を推奨するサービスだ。
しかし、決定的に違うのは期間は1ヶ月間にこだわってる。

1週間程度でも魅力は伝わるだろうが、それでは有給を併用した観光の延長とかわりない。

別に観光でも、そのまま地方移住したケースもあるからその施策もアリ。
人によっては仕事があるし、家族が居るし、といった悩みもあるが単純に我々サービスは1ヶ月間ふらっと来れるような方が対象にしている。

自治体の施策は、そういった色々な要望を汲み取った上での施策なんだろうな。1週間未満でもきてくれるだけで、可能性はグンと上がるわけで。

我々が対象となるのは、1ヶ月働く環境も自由に動けるフリーランスが対象。となると大抵、会社員では厳しい。ただ今後、リモートワークの流れは確実に広がっていくので大いに期待したい。

ただ、「地方には仕事がない」というイメージは、そのような働き方が可能な方達を送ることによって、イメージ払拭に繋がるとみている。

1ヶ月間あれば、何をしたい?

それは働き方の違いで大きく変わるだろう。

仕事依存からの脱却

「仕事があるから1ヶ月は・・・」という方もいるはずだ。むしろ多い。
しかし私が伝えるとしたら、移住先を考えるよりも先に働き方を考えるべきだ。

最近では在宅ワーク可の企業も増えてきているが、
・家から離れてはいけない
・就業時間も決まってる
在宅でも管理・監視されている状態は在宅であろうが自由度からかけ離れてる。むしろ家というなの鳥かごだ。

私はカフェで仕事したいし、成果が出てれば何やっても良い派だ。
営業マンで結果さえ出せれば、自分がハイパフォーマンスで働けるならどこでも、という視点。

会社員が悪いわけではない。
ただ本業一つに依存し、生活もつられて制限されてる状態が好ましくない。

「いつかは移住したい!」とは思うだろうが、大前提として働き方を見直す必要がある。それが1番の近道だ。仕事依存の状態では、地方移住しても失敗する確率が上がる。

今は大副業時代とも言える時代で、本業一つに依存しない形が取れる。
昔はセミリタイア組しかできない印象があったが、今や副業収益が増えてきた会社員や、フリーランスは比較的対応しやすいだろう。

むしろ未開拓の地域が多いわけだからネタがあるし、本業で培った知識や経験は地方でこそ活きる。自分の知識や経験で、自分で掴み取っていこう!という人ほど地方へ1ヶ月ぐらいお試し移住することを勧める。

宣伝:まずはお試しで住んでみる「ふらっと住」

noteのフォローもお願いします^^

=============
こんなサービスを構築中です。事前登録お願いしますm(_ _)m

3分でわかるふらっと住
https://flato.jp/lp/

サポートのお気持ちありがとうございます^^/ よければ今後も発信し続けるために”無料でできる”SNSなどで感想をシェアしてくださると嬉しいです( ^ω^ )