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SUBARU ff-1 レストアプロジェクト 第7回

こんにちは。宮城スバル本社です。
今回は第4回で取り外したハーネスを刷新するためにハーネスを調べていきます。
まずハーネスとは何かを説明すると、車の中に張り巡らされた電線や、それに接続しているコネクタ等の部品、ジャンクションボックス等の電子・電気部品を束にしたものを言い、車に搭載されている様々な電装品を作動させるための電気の経路となる部品のことです。

長年使用されていたハーネスは、接続部(コネクター)の接触不良や先代の所有者が様々な加工を施されていたので、全ての配線を新しくする予定であるものの、以前のブログでお伝え済みではありますが、こちらの新品部品も残念ながらすでに存在していません。
よって、オリジナルで作ることとなります。

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しかしながら、当時のff-1の整備マニュアルに載っている配線図はシステム構成図のみで、配置図やコネクタの仕様等は記載されておりません。
そこで古いハーネス色や太さを参考に、また、今後の整備性を考えて配線図も作成することとしました。今回は新配線図作成の為の下準備といった所です。

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まず、ハーネスの長さや太さ、分岐している箇所を確認するのにハーネスの至る所に巻かれている絶縁テープ等を剥がしていきます。
もちろん電子制御コンピューターなんてものはなく、ワイパー、灯火類、ラジオ、エアコン(後付けのみ)の配線が大きく割合を占めており、現行車と比較すると配線のボリュームは何か物足りなさを感じるくらいです。

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配線図には記載されていないスイッチ類もあり、配線の役割や構造を一つずつ調べていきました。これと同時並行で車両のどこに配線するかを検討し、コネクタの種類、電線の長さや配線色を決めていきます。
いくら現代の車と比べて配線のボリュームが少ないといってもメカニックに配線図とハーネス作成の経験はなく、すごく時間の掛かる作業となります。やはり1日では配線図作成まで終わらなかったので、今後は他の人にも助けてもらいながら進めることとなりました。

今回はここまで。次回もお楽しみに。

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