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SUBARU ff-1 レストアプロジェクト 第19回
皆様こんにちは。宮城スバル本社です。
ミッションの組み立てが完了し、第12回のレストアで壊してしまったピストンリングの部品の目途も立ってエンジンの完成も間近といった状況まで来ました。
完成したらすぐに車両に装着できるようにしたいので、今回はエンジンやミッション、サスペンションをボディ下部で固定するための骨格であるサブフレームの装着模様をお届けします。
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まずはボディをリフトで上昇させます。
前回の活動でアンダーボディコート剤を塗布したので、下回りとタイヤハウス内は黒くなっています。
徐々に進捗しているのが実感できます。
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サブフレームの重さはだいたい30kgくらいでしょうか?満杯に入った米袋くらいの重さです。
重量があるので男性陣が持ち上げて、女性セールススタッフがボディに乗り込んで取り付けを行います。何度も活動に参加しているので電動インパクトの使い方も手馴れてきました。おかげでリアのサブフレームは難なく取り付けすることができました。
しかしながら、フロントサブフレームをボディに取り付けるのは簡単でしたがフロントショックアブソーバの取り付けは難航しました。
フロントサブフレームには、フロントサスペンションの構成部品であるトーションバー(棒状の物体で、捻じれの反発力を利用してサスペンションの役割をする部品)が装着されており、通常であれば、トーションバーを固定しているロックボルトを外して、捻じれの反発力を開放してからショックアブソーバの脱着となります。しかし、今回の作業では、その反発力を開放するためのロックボルトが錆で外せなかったために反発力を開放することなく、ショックアブソーバを取外しました。反発力によって、ロアアームは車両の下側に開いているのでフロントショックアブソーバを取り付ける際に、取付穴が全く合わない状況。
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ショックアブソーバを取り付けるためには、ロアアームを適当な位置に調整が必要となりレストアメンバー男4人がff-1の運転席やエンジンルームに乗り込み、トーションバーの反発力でボディが浮かないようにしてから、ロアアームにリジットラック(ウマ)を掛けて、ゆっくりゆっくりとリフトを下降させて、ボディの重さと男4人の体重を利用してトーションバーを強制的に捻じり取付穴まで位置を合わせて、やっとのことで左右のフロントショックアブソーバを組付けることが出来ました。
人間コンプレッサー作戦大成功です。
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最後に規定トルクで本締めを行い、無事に前後のサブフレームの装着が完了しました。
ボディ前部に荷重を掛けた時はボディが折れたり、変形するのではないかと心配しましたが、案外大丈夫なものですね。
最後に宣伝なのですが、
宮城スバル独自店舗イベントが4月1日から5月15日までBEST SHOP栗生にて開催されております!(イベント詳細はこちらをご覧ください:https://www.miyagi-subaru.co.jp/subaruevent/220401/)
そして、4月19日から現在レストア真っ最中のこのSUBARU ff-1を展示しております!
まだまだレストアの途中ですが、かえって普通ではお目にかかれないff-1の中身を見ることができます。
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皆様ぜひ足を運んでください!
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