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SUBARU ff-1 レストアプロジェクト始まる

こんにちは。宮城スバル本社です。
突然ですが、50年前に宮城スバルが試作した車が、現在のスバルのAWDシステムの原点となったことは皆さまご存知でしょうか?

話は1970年に東北電力が弊社に乗用4WDバンを制作依頼したことから始まります。
当時東北電力は雪深い山間部にある送電線の保守点検に、ジープなどのミリタリー系幌付4WDを積雪時期に使用しておりました。そこで、隙間風が入らず暖房がよく効き、乗り心地がよく、静粛性に優れ、軽量で燃費に優れた一年中使用できる乗用車ベースの4WDがないかと東北電力の人達は考え、紆余曲折し弊社に話が舞い込んできたのです。

ここから弊社がスバル1000をベースに4WD車を試作に取り組み、それを富士重工業(現SUBARU)に持ち込んで開発が移管されたことによって、現在のスバルのAWD技術の原点となったという歴史があります。

今回、弊社の歴史を振り返る為、その原点ともいえる車両を1年がかりでレストアするプロジェクトが開始されました。

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レストアするスバルff-1という車両は、スバル1000がベースになっています。
1974年に製造されたスバルff-1は、今年で47歳になります。外観はキレイですが、内部はどうなのでしょうか?

次回からレストアの様子をご紹介させていただきます。

お楽しみに!

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