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これで膝痛を解消!筋肉をほぐす+使えるようにするの二段構えでアプローチする方法

肩こり、腰痛、首のこりなど、さまざまな慢性痛と同様に多いのが膝痛です。今回は、膝痛に対する現場でのアプローチを解説したいと思います。

現場でよく見られる膝周辺のエラーとは?

膝痛は、特定の種目をおこなううえでフォームが間違っているというのが、これまでの現場経験でもっとも多い原因のひとつだと考えています。それとは別に多いのが、膝周辺の拘縮が原因になっているというものです。

私がこれまでに見てきたクライアントで多かったパターンとしては、ランジ動作などで後ろ足側の膝が痛いというものでした。左足を前にトレーニングをおこなったとき、右足の側の膝が痛いというものです。しかし、逆足(右足を前にして左足を後ろにする)で同様の動作をおこなっても、痛みを覚えるクライアントはほとんどいませんでした。

ランジなどの種目において、もっとも強く筋発揮される=もっとも強く伸張されるのは「後ろ足のもも前の筋群」です。今回のケースでは右脚のもも前の筋群ということになりますが、足を前に置くか後ろに置くかで、伸張性ストレスは大きく変わります。それが、「足を後ろにすると痛いけど前にすると痛くない」という変化につながったのだと考えられます。

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