比較対象を置く
今年の1月青森に松山秀和さんを訪ねていきました。
その松山さんの言っていたことで
すごく勉強になったものを投稿させていただきます。
勉強になったこと…
「比較対象を置く」
ことの大事さです。
松山さんは元ユニクロの凄腕店長。
松山さんのブログの一部を紹介します。
↓
ユニクロに
「50色ソックス」という
商品があります
お買い求めに
なられたことがある方も
いらっしゃるかもしれません
一番スタンダードな
靴下でございます
(店員口調)
画像を見てわかるように
名前に偽りなしで
たしかに「50色」
ございます
(変わらず店員口調)
でも実はですね、、
実際によく売れている
色はこの中の
わずか
「5色」だけなんです!
みなさん何色だと
思いますか??(笑)
正解は…
00色
09色
08色
69色
03色
の5色です!
ユニクロ店員の特性で
色の名前を
色番号で言いがち。
っていうのがあるんです(笑)
きちんと
言い直しますね
白・黒・ダークグレー
ネイビー・ライトグレー
です!
ここでふと
わいてくる
ギモン
「他の45色は、何のために
販売しているの???」
全く売れていない
わけではないですが
主力ではない45色
どうして作って
売っているのか?
キチンと
理由があります
それは
「売れ筋の5色を
より多く売るためです」
これはすべての商品において
言えることなんですが
売れる色は
決まっています
それでも
差し色と呼ばれる
明るい色や
鮮やかな色を
作ります
なぜかというと
『人間は比較をしたがる動物。
そのため比較対象を
用意している』
結局は
無難な5色に
購買意思決定をするまでに
鮮やかな商品と
無意識的に比較を
しているのです
そしてお客様は
納得して、安心して
売れ筋5色を
買っている
もし
鮮やかな色が
全くなければ
「売場自体も映えない」
「暗い売場になる」
「比較対象がない」
結果
売上が下がる傾向に動く
捨て色のような感じでは
あるのですが
大事な役割を果たしている
45色
↑
(以上松山秀和さんのブログから)
売れ筋の5色を際立たせるためだけに、
ほかの45色を存在させる。
商売の奥深さを感じさせる戦略です。
仮面ライダーも「ショッカー」がいるから
正義の主人公になれる。
ショッカーがいなかったら
仮面ライダーの方が世間一般には悪い奴にみえますもんね(笑)
比較対象を置く。
テレビでわるい旦那さんを見せておいて、
僕は皿洗いをする…
妻が「やっぱりうちの旦那はいいな」と
思ってもらう…
この戦略いいですね。
一歩間違ったら、
「テレビの最悪旦那と同じことを
うちの旦那もやっているのだろうか」
と疑問をもたれそう…(泣)
なにごとにもリスクが伴います(笑)
今日ご紹介させてもらった松山秀和さん、
青森在住の元ユニクロ店長さんです。
マルチな方でいろんなスキルをもっている。
なによりも独自の目線で
物事をとらえるところが
おもしろくて勉強になります。
(松山秀和さんブログ松山秀和┃元店長のフリーランサー|note)
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
木曜日だけど、金陽でした(^^
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿659日目)2024.5.9
沖縄の生命保険セールスマン
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)
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