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創業セミナー@東京 開催報告

9月14日に今年度の初回となる創業セミナーを開催しました。

特別ゲストとして、(株)エンパブリックの広石さまと日本政策金融公庫の今井さまにお越しいただき、講演いただきました。

今回のテーマは「地方での起業の不安を解消する」。

ニュース等では、空き店舗や事業者の高齢化など、地方経済の縮小や課題について見聞きすることも多い中、「地方で起業してもちゃんとビジネスになるのかな」と不安に思う方も多いかと思います。

そこで、今回のセミナーでは、「起業家の役割」や「事業の作り方」、「東北の起業事例」をお伝えし、「地方でもちゃんとビジネスを創れる」「起業が必要とされている」ということをお伝えしました。

独りで考えても進まない

セミナー1_広石様

広石さまからは、「2020年代の地域起業家に求められること」と題して、起業家の役割や事業の始め方について、具体例を交えてお話いただきました。

起業に向けて、既存の事業者が解決できていない「潜在ニーズ」を見つけ出すことが必要。
ただし、それは独りで考えて見つかるものではなく、【対話】のプロセスから「何が求めらていて、自分に何ができるのか」を明確にしていくしかないとのこと。
デザインシンキングでも、顧客観察から潜在ニーズを探りましょう、と言われます。
観察や対話というと難しく感じるかもしれませんが、まずは周りの人にやりたいこと・できることを話すことが第一歩。そこから徐々に広がっていきます。

地方・東北の可能性

セミナー2_今井様

もう一人のゲストである日本政策金融公庫の今井さまからは、実際に東北で起業された方の具体例を基に、「東北の可能性」についてお話いただきました。

東北や地方の一番の特徴は、「人間関係の濃さ」だそうです。

東北に慣れすぎた私には当たり前に感じていましたが、「●●を始めよう」という方への応援やその後の繋がりの深さ・広さは、起業家にとって大きな力になります。
(もちろん、地域や環境によっては出る杭を打つ状況はまだまだあります...)

地方が変わる2020年代へ

「起業」と聞くと、ITベンチャーのような急成長スタートアップを想定される方も多いかもしれませんが、社会を変えることができるのは、必ずしも事業規模の大小は関係しない世の中になってきています。

徳島県の上勝町で「ごみゼロ」を達成したゼロ・ウェイストアカデミーさんのように、小さくても世界に先行する事例を創ることができれば、それが全世界に広がる時代です。

起業家の役割は、「楽しそうな未来を社会に問いかける」こと。

「やりたいことは何となくあるけど。。。」という方、ぜひ来月以降のセミナーや現地ツアーに参加したり、実際に東北に来てみて、最初の対話を始めませんか?

お知らせ

10月12日(土)15時~
Tohoku Trigger Meeting Day2(今回のセミナーの続き)

9月16日~11月29日
みやぎUIJターン起業支援補助金 第2次募集中!


【ご相談はこちらまで】
みやぎ創業サポートセンター
(運営:MAKOTO WILL)
TEL:022-352-8850
MAIL:info-will@mkto.org
WEB:https://www.miyagi-sogyo.jp/
(みやぎ創業ガイド)

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