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「知財推進計画2022」の決定
さて、先日、知的財産戦略本部によって、「知的財産推進計画2022」が決定されました。
サブタイトルは、次のとおり。
「
意欲ある個人・プレイヤーが社会の知財・無形資産をフル活用できる経済社会への変革
」
活用に重きをおいて、活用できる環境を整えようとしてますね。
日本は、世界でのイノベーションランキングが大幅に下がり、現在、13位となっています。
2007年、日本は4位でした。
ちなみに、WIPOによるイノベーションランキングは以下のとおりです。
●1位:スイス
●2位:スウェーデン
●3位:アメリカ
●4位:イギリス
●5位:韓国
●6位:オランダ
●7位:フィンランド
●8位:シンガポール
●9位:デンマーク
●10位:ドイツ
●11位:フランス
●12位:中国
●13位:日本
日本でのユニコーン企業数も世界で遅れを取っており、政府は、知財面からのプッシュを行ってるわけです。
知財面からの活用強化策としては、こんな感じです。
●大学と大企業が持つ共有特許のルールを見直し
●株式・新株予約権の活用制限の撤廃
●大学知財ガバナンスガイドラインを策定
etc
主として、スタートアップ企業が、知財を活用しやすいように改正・整備していく感じですね。
技術開発型の中小製造業にとっては、知的財産や無形資産についてのルールが有利に変わっていくことになりますので、注意しておきたいですね。
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