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Magic Touch/King&Prince

King&Princeの7thシングル『Magic Touch/Beating Hearts』が5/19にリリースされました。


以前、Sexy Zoneの『Right Next To You』にめちゃくちゃハマって記事を投稿しましたが、



そちらでも書きましたが、私は音楽に関しては雑食で、J-popも洋楽もロックもR&Bも、そしてジャニーズも、良いと思ったら何でも気にせずに聴いています。


中でも、ジャニーズでいえばキンプリさんは特に好きなほうです。デビュー曲『シンデレラガール』のMVを初めて見たときに、あまりのキラキラ感に何故か涙が止まらず(笑)、それ以来音楽番組などで見かけると、親のような気持ちで応援しています。


タイトルの7thシングルについてですが、個人的には『Magic〜』のほうが好みでした。なので、今回は『Magic〜』について記事にしようと思います。



MVはYoutube EditとDance Ver.と、2通りアップされているので、気分によって変えて見てみるのもいいですよね。


こちらはYouTube Edit 。


まず初めに。これは、ジャニーズだからと毛嫌いして見逃したら勿体なさすぎる一曲です。というか、ジャニーズさん、最近なんだか変わってきていますよね?嵐がブルーノ・マーズの曲を歌い出したあたりから、なんだなんだ?と思ってはいましたが、ここ1〜2年くらいは、確実に意味ありげな進化の途中にあるなと感じます。やはり世界進出を視野に...。


歌詞は全編英詞です。この手の曲には、下手に日本語を織り交ぜるより、潔く英詞でいったほうがずっといいなと思いながら聴きました。音に関しては、シンプルに少なめ。トラップの要素を用いていて、派手に乗って盛り上がるというよりは、体の奥底で受け止めて揺れ続けていられるような、大人っぽくて心地の良いダンストラックです。

ちなみにトラップとは...連続するスネア音や這うように流れるベースライン、シンセサイザーなどによる電子音をふんだんに使って構成された音楽ジャンルのことで、2003年頃にアメリカのHip Hopシーンで発生し、2010年頃から本格的に流行り出したといわれています。


キンプリは本当に万能感溢れるグループで、それぞれの良いところが違っていて、MVもかなり見応えがありました。まずは平野くんに注目して見て、次に岸くん、次に...というように、一人一人を見ていくのが楽しくて、何度も見てしまいます。


今回の曲は、上に書いたように少なめで決して派手ではない音、一聴しただけでは内容のわからない英詞(ネイティブの方は別ですが)、カジュアルかつシンプルな衣装(私はMVの白バージョンがとても好き)ということで、ダンスを際立たせることを意識した曲かなと思います。振付は世界的ダンサーのメルビン・ティムティムさんという方が担当し、「世界的」の名に呼応するかのように、メンバーも非常にレベルの高いダンスを披露しています。逆に、ダンスに自信がなかったらこういう曲にはならないと思う。メンバーが目指していた形、ということだそうなので、これが本来の彼らの姿なのかな。とにかく「俺らはこんなにできるんだぞ!」というところを存分に見せてくれたように思います。


キンプリのダンサーといえば海人くん。小さな頃から経験豊富な海人くんのダンスは、こなれているというか、余裕があって安心して見ていられます。間奏のソロパートと、その直後の歌のソロが私は気に入っています。上手いとかどうとかいうよりも、あの甘くて気怠いニュアンスが◎。海外のボーイズグループって、だいたいこういう甘くてふわっとしたタイプの声の人が一人はいる気がする。

岸くんは、歌のうまさは勿論のこと、指先までしなやかで「映える」ダンス。声には独特の軽さがあって、ラップがまろやか。ちょっと鼻にかかったようなフェイクも良きです。

平野くんは、男っぽいというか、動きが大きくてアグレッシブ。あのハスキーボイスでラップすると、がなってる感じが出て、Hip Hop的な雰囲気を盛り上げてくれています。MVの、セクシーでちょっと近寄り難い感じも、曲にマッチしていて素敵です。

廉くんといえば高音ボイスで、あのなめらかな歌声が入ることによって曲全体の流れをすごく綺麗にしてくれています。この曲は治安悪めということですが、廉くんに関しては上品さが隠しきれていないなぁ、と、かわいく思って見ています。

神宮寺くんは、ちょっと「おぉ」と思ったのが、意外と(と言っては失礼ですが)ラップが良い。前回のシングル『I Promise』のときも思ったのですが、テクニック的な部分は神宮寺くんの歌い方が好みだったので、今回も良かったです。


たった今、ミュージックステーションでのパフォーマンスを見ましたが、これ、物凄くやりがいあるだろうなぁ。終わって息を切らしているところに本気さを感じました。ニコニコとトークしていた後だっので、ギャップがエグかったですね。



聴けば聴くほど中毒性のあるトラックに、どこか官能的で意味深なダンス、歌詞はせつなくもちょっと強引な恋心を歌っている。これは本当に無駄がなく、素直にかっこいいと思える一曲!売れても売れなくても(売れると思うけど)、神曲、間違いなしです。


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