北海道へ旅をしてきた 1日目 part.1
前回の記事からどんな事を書けばいいのかわからなくなっていたけど、
僕も周りも事実を受け入れながら、思い出話をしたり、遊びに出かけたりしている。
9月、秋を迎えつつある北海道へ行ってきた。
あらかじめ言っておくが何故かほぼ全日夏日のような天気と気温でほとんどTシャツで過ごした。
このような旅行記も自転車で日本一周以来で懐かしい。
話は飛ぶが、大阪の脱走犯が日本一周に紛れていたと話題で、今年のチャリダーは職質率が高くなってそう…笑
頑張れ日本一周チャリダー
秋はじめの北海道へ行ってきた
9/14(金)〜9/18(火)北海道へ
半年ぐらい前から飛行機を予約していて、北海道をレンタカーでぐるぐるしたかった。
日本一周のときの北海道が忘れられなかった。
5日だけの休みなので、三連休と有給2日を組み合わせて。
ただ、予期せぬ大災害2つが直撃するなんて考えていなかった。
関西も北海道も災害
行く直前に関西に大型台風が直撃して被災した。幸い僕の住むところは被害が少なかったが大阪市街地は大荒れだった。
関空が水没し、橋が壊れ…
さらに、千歳空港近辺が巨大地震で被災、全土停電で北海道全体の交通網と同時に流通網が麻痺した。
なんでこんなときに!関西も北海道も!
会社も壁が壊れたり、空調の室外機が倒れたり…
台風上陸の日は(なぜか出勤)大阪中心地は世紀末の光景。
特に危険だったのが看板や壁が超スピードで飛んでいたこと。
クーラーボックスやゴミ箱も飛びまくっていた。
あと、そこら中の木が倒れ、よく行く公園の桜が倒れていた…
結局、全部の交通網が止まって帰れなくなり、下道で部長の車で送って頂いた。
(ここに書いたところでだが、地震も台風も外に出る時点で危険なんだから自宅待機命令だしてほしい…)
帰り際も木々やトラックが倒れたりと悲惨な光景でした。
北海道地震も朝のニュースで驚きました。
厚真町の土砂崩れや、札幌の液状化…
発着場所は関空→千歳 双方とも被災している状況…
いよいよ、旅行は難しいな…と受け入れはじめました。
良くも悪くも、無計画だったのでホテルも旅館も予約していなかったから、心配なのは飛行機とレンタカー
しかし、予約していた飛行機会社のピーチは何もアナウンスが無く…
テレビを見るとピーチが使用する第二ターミナルは可動するという報道
運行する以上、キャンセルした場合は費用がかかってしまうので、双方の被災状況は考えず、行くことにしました。
行ってお金を落として行くのも大切だし。
9/14(金)家を出発
当日まで本当に北海道へ出発するのか不安でしたが、出発に向けて準備をしてきました。
無印の大きなキャリーバッグを買ったり、車中泊もするから登山用の寝袋やマットを用意して。
関空の損傷した連絡橋はまだ撤去されておらず、鉄道もりんくうタウンまでの運行でした。
関空まではりんくうタウンから臨時バスで移動となりました。
臨時バスを利用すると始発では間に合わない事がわかったので車で駅まで行って、そこから臨時バスに乗り継ぐことになります。
早朝4時に出発して、予約していた一般の駐車場へ止めてバスに乗り込みます。
この日は第1ターミナル国内便が再開し、臨時バスも増便
りんくうタウンのターミナルは早朝から人混みになっていました。
バスに乗り、直接第二ターミナルへ向かいます。
直接第二ターミナルへ行くなら始発に乗っても間に合ったかも…笑
連絡橋へ乗るのは従業員と臨時バスや業務用車のみ。
途中から片側の車線に移り、ズレた橋が見える。
生々しい破壊状況
これから橋をクレーンで持ち上げるというところかな?
関西空港から千歳空港へ
第二ターミナルはキレイな状態で、コンビニもレストランも営業していました。
平日にもかかわらずかなりの人混みでした。
運行する便に流れてPeachの乗車へ流れたのかなと思います。
上空からの連絡橋
関空→千歳の空路は上空から見下ろすとこのような空路でした。
当日の近畿は曇っていたのであまりわからなかったですが、チラチラ見える陸はこの位置。
千歳空港まで約2時間
あっという間に北海道です
この地形はわかりやすいはず
青森の先っぽの下北半島。別名まさかり半島
日本一周中にこの半島はすっ飛ばしちゃったから行ってみたい場所。
大間のマグロが食べたい。
飛行機だとあっという間だなー
上空から日本一周を見直している気分。
津軽海峡を超えたらすぐに北海道上空へ
そしてすぐに厚真町被災地の状況が目に飛びました。
写真以外の場所もあちこち山肌がみえていて今回の地震の規模と現実を突きつけられて、本当に北海道へ来てよかったのかな…と思ったり
山を超えたたら北海道らしいだだっ広い風景が広がる。
いよいよ千歳空港
うっすら雲に飛行機のブロッケン現象が
雲と地上が近く感じる
着陸してすぐに荷物を受け取りに向かいます。
荷物を待っていると会社の別部署でお世話になっている上司と鉢合わせをするというミラクル…
予約していたレンタカー会社のバスに乗り込み、営業所へ行き、レンタカーを借りました。
借りたのはCX-5ディーゼル
今回は長距離を走る予定だし、車中泊もするし、ということでこの車。
終わってから思えば本当にこれを選んで正解でした。
車内は広い、燃費もいい、トルクもある、オートクルーズコントロールもある。
新しい車がこんなにも楽だとは…
でも基本的には週末ドライバーだし、CX-5を買う金があったらLeicaが欲しい。
朝からほとんど食べていなくてお腹が空いたので、千歳近くのラーメンを食べに行った。
ラーメン華門へ
「おにぎりあたためますか」という番組で気になっていたし、近かったので来ました。この番組はNetflixで配信されているので見てほしい。
ここの名物はカレースープラーメン。
もちろん、美味しかった。
ぷりぷりの玉子麺とカレースープの相性が良い。
チャンマごはんというサイドメニューも美味しかった。
チャーシューとメンマの組み合わせが最高。
右上に「おにぎりあたためますか」のサインと写真があった。
お腹がいっぱいになったら、ドラックストアへ行って旅の装備を調達。
流通が復旧していなくてカップ麺や水などは売り切れだった。
このあとは高速を使って富良野・美瑛へ向かう。
高速道路ではオートクルーズコントロールで車を自動で追従して、停車までしてくれる。
ハンドルもアシストくれて勝手にレーンの中心へハンドルが動いてくれる。
過信は禁物だが、ここまでサポートしてくれると運転中でも飲み物が飲みやすい。
高速を降りたら下道でグイグイ富良野へ進む。
何度かネズミ取りを見かけた。
下道も高速道路みたいに走りやすいので、気がついたら法定速度以上になってたりする。捕まる人も多そうだ。
富良野へついた頃にちょうどレンタカーの総距離が1万キロになったのだが、ずーっとオイル点検のお知らせが来て鬱陶しい…
エンジンを付ける度にこの知らせを消さなくてはならない。
運転の差し支えないように、シャッター速度を早くしてノールックでササッと撮る。
α7IIIは軽いしAFも早いし連射も早い。ノールック撮影の成功率が高い。
片手でサクッと撮れるのが僕に合ってる。
ただ、センサーゴミの対応はなんとかしてほしい…笑
ちなみに絞るとセンサーゴミが目立つのであまり絞って撮っていない。
このように、のんびりした旅行記と写真をマイペースに掲載していきます。
次回は富良野・美瑛編。
読んでいただけるだけでも大変嬉しいです。もしご支援を頂いた場合は新たなチャレンジへ使わせて頂きます。