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変形菌に学ぶ「休眠のススメ:無駄な抵抗をしない」


わたしは不思議な生物が大好き。
中でも、わたしのいち押しは「変形菌」!

今日は「変形菌に学ぶライフハック」です。
「休眠のススメ:無駄な抵抗をしない」を切り取って書いてみます。

変形菌(粘菌)とは

そもそも、メジャーでない彼らをご紹介。

きのこのように胞子を飛ばして、子孫を残す植物的な性質と、
移動しながら微生物などを捕食する、動物的な性質を併せもつ多核単細胞生物。
胞子からアメーバー、大きさを変え、キノコのような子実体へと、
形状や大きさを変えながら、一生を過ごすので変形菌と呼ばれる。
脳を持たない単細胞生物でありながら、 知性的とも取れる行動がみられる。
ちなみにドメイン(生命の大きい分類単位)は我々と同じ「真核生物」、ご先祖様です。

私の溢れる変形菌への愛はこちらからどうぞ。
(以前のインタビュー記事、わかりやすいのです)


変形菌のお薦めポイント

見た目の色形、不思議な生態…。
それ自体面白いですが、その生態から観える、「ゆるく賢く生きる智慧」が
わたしとしては堪らない。

環境が無理そうと判断すると、何年も仮死状態になります。
まぁ、寝る。休眠
環境が整ったら、何事もなかったかのように動き出す。

人間的に応用してみる

変形菌的には休眠にどんな意味価値、用途があるのか?
普通に考えて、無駄な動きをしないことで、生命機能の保存をしているのかな?

人間も環境が合わない時に動いても、いいことないのは同じ。
ミスも犯しやすくなるし、行動の内容によってはリスクもある。

人間は社会的生き物だから、ここをなんらかの努力でスルーしがち。
もちろん、努力がダメってことではなく、「リスクをスルー」が不味いな、と。

リスクが蓄積され、可視化されるレベルに達したものが「疲れ」です。
つまり、「疲れている」とか、「寝ても取れない疲れ」、
「(そもそも)睡眠の質が落ちてきた」って状況は、

「生命機能の保持に支障があるレベルで、環境が合わない」と思うのです。


じゃあ、どうしたらいいのさ

今日はまず、「環境が合わない」を自覚するとか、
「自分を責めずに(頑張らずに)に、ちゃんと休む」が一旦のゴールかなーと考えます。

サクッと「休眠」、オススメします。


まとめ


・変形菌は人間のご先祖。

・脳を持たないシンプルな生物がやっていたライフハックは、
 合わない環境では動かないという「休眠」。

・解析して、人間と繋げて活用。
 疲れを軽く考えない、サクッと休眠(無理しない)はオススメよ!


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