![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80893102/rectangle_large_type_2_776f374eb62723545396d534a9adc8d3.jpeg?width=800)
坂田靖子 (闇月王)
<文庫版裏表紙の説明文より一部引用>
舞台は20世紀初頭のイングランド。
“闇月王をたのむ・・・”
臨終に謎の言葉を残した祖父の館で、ケネスは屋敷に出没する不思議な男に出会う。
特定の人にしか見えないこの男こそ、館に棲みついた精霊の“闇月王だった・・・。
とぼけた感じのイタズラ好きの精霊が棲みついてるイングランドの館。
そういう所に住んでみたい!
TV観たり、TVゲームしたりするよりどんなに面白いだろう!!
・・・いや、そう思うのは最初だけで慣れるとそうでもなくなるのかなあ?
こういう精霊って何かの役に立つっていうわけでもないから、
ある意味猫と一緒に暮らしてるようなものなんだろうか?
そうかもしれないけれど、イングランドにある古い館・・・
なんて想像するだけでうっとりしてしまうんです。
この作者の絵柄ではシンプルな線で描かれているため人物もゴージャスなお屋敷も純粋に絵だけを見るとそれ程凄いものには見えないはず・・・なのに、読んでいると主人公はかなりのイケメンに、闇月王は素敵な男性にお屋敷はゴージャスでお庭も素敵なものに見えてくるのです。
私は若い頃はキラキラした少女漫画が大好きだったのだけど、同時にこの坂田靖子作品も大好きだったんですよね。自分でも不思議だなあって思ってたんだけど、今見てもやっぱり坂田靖子作品に出てくる人物はどの作品を見てもとても素敵なイケメンにしか見えないのです。
これはもう魔法じゃないかとさえ思うのです。(これ褒めているんですよ)
坂田マジック!・・・とでも言えばよいのでしょうか。とにかく坂田ワールドは、ため息が出るくらい素敵なんです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?