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萩尾望都 (銀の三角)

この作者に「叙情的なSF」を描かせたら右に出るものはいないんじゃないかなーと思う。

この作品、<SFマガジン>に1980年12月号~1982年6月号まで掲載されたものだそうだから、40年も前の作品。
しかし、今読んでもその素晴らしさは決して色褪せてはいない。

流れるように美しい線で描かれた画面。
どこからか、ラグトーリンの歌が聞こえてくる・・・。

練りに練ったストーリイ・・・

完璧なる「望都ワールド」。
この世界にどっぷりと浸って、暫し心地好い夢の中へ・・・。

何年かに一度は本棚の奥から引っ張り出して必ず読み直してしまう一冊です。

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