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水木しげる (姑(クーニャン)娘)

水木しげるの戦記物です。


「姑娘」は人から聞いた話を基に描いたものらしいのだけど、かなり酷い話です。

あとがきで水木先生本人が「やはり、日本人として、そういうことは反省しなければいけないと思う」と、書いているがその通りだと思う。

戦争っていうものは、一般の女性や子供が犠牲になるんですよね。日本だけではなくてどの国もたぶん同じような事を平気でしているのだと思います。反省は日本だけでなく戦争をした国全てがすべきだと思います。


この本には「海の男」「此一戦」「奇襲ツラギ沖」「戦艦『比叡』の悲劇」が収録されています。いずれも貸本マンガ時代のものでほとんど事実らしい。


水木先生は「普通の人(戦争体験者以外の人)には、どうも面白くないらしい」と述べておられるが、確かに正直言って私の趣味ではない。(ごめんなさい)でも、荒々しいタッチで描かれた軍艦などはスゴイな~って思います。

昔、奥さんとせっせと軍艦のプラモデルを作っていた頃に描かれた漫画なのかもしれません。


戦争って結局「人殺し」をするってことなんですよね。
そして「人に殺される」ことなんですよね。


私は人を殺すのも殺されるのも嫌です。
私の家族がそんなことになるのも嫌です。
私の知っている人がそんなことになるのも嫌です。


地球上から戦争というものがなくなる日が来ればいいのに・・・。


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