やりたくない仕事をやり続けてしまう人の心理
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
「もう仕事辞めたい」
そう言いながらも中々辞めない人が僕の周りには非常に多い。
セッションを受ける人もそうだし、プライベートでもそういう人を見かける。
SNSにもそんな心の声が飛び交っているのに、じゃあそこから抜け出す人がどれくらいいるのかと言えば、ほとんど見ない。
みんな口では辞めたいと言いながら、心を殺して同じ仕事をしているのだ。
簡潔に言って、こういう人はそもそも仕事を辞める気がない。
と僕は思っている。
「辞めたい」と口で言うことで、いわゆる愚痴を吐いて発散させているだけなのだ。
この言葉に行動力や決断の意図はない。
ただ、「辞めたいほど今の仕事が嫌い」ということではある。
嫌いだし、辞めれるものなら辞めてしまいたいし、もういっそのことクビにしてくれと思っている人もいるかもしれない。
辞表を出す勇気が無いか、その行為や転職を面倒くさがっているか、大手会社の名にしがみつきたいがために、いつまでもその環境に残っているのだ。
つい先日、電車に乗っていた時の話だ。
向かいの席に座っていた若い社会人二人が、会社のことで暗い話をしていた。
内容は愚痴や文句ばかり。そこに未来の話は何一つもなかった。
「絶対あんな会社辞めるわ」とどちらかが言うと、どちらかが賛同して盛り上がっていた。
「でも今はコロナだし、転職先ないからな。コロナが落ち着いたら辞めようぜ」
その言葉を僕は1ミリも信じる気はなかった。
コロナ禍で就職先が減っているのは事実としてある。
だが全く仕事がないわけではなく、単に減っているだけの話だ。
探せば仕事はまだまだあるし、その気になれば3ヶ月で転職はできる。
僕のクライアントさんは新卒一年目にして転職を決意し、3ヶ月で県外の企業に転職することが叶っている。
これはハッタリではなく紛れもない真実だ。
コロナだから、と言うのは言い訳に過ぎないし、言っている人はだいたいコロナが落ち着いてもやらないだろう。
そもそもいつ落ち着くかもわからない自然現象に自分の人生を任せている時点で、本気じゃないことは見て明らかだ。
雨だから外出するのはやめて家で映画を観よう。と言うようなレベルでしかない。
この二人の社会人は、今すぐ行動に起こさなくていいほどのストレスしか溜まっていないということだ。
給料はもらえるし、休みは無いことはないし、生きていけている。
この事実も行動に起こさない理由になっているだろう。
切羽詰まってないから、なんだかんだ余裕があって行動しないのである。
ただ、あえて一つ言わせてもらう。
1日に働いている時間 × 年間出勤日数
これを計算すると、約1/3の時間を仕事に費やしていることになる。
人生の1/3の時間を嫌な仕事にかけていると思ったら、どれだけ勿体ないことをしているだろうか。
しかも少ない休みの日は、仕事の愚痴や文句で埋め尽くされているのだ。
そんなことで、いくらプライベートを充実させたところで人生が楽しくなるわけはない。
愚痴を言うくらい嫌な会社で働いているという自覚をもっと持った方が、健全な気がしている。
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