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『3年間』続ける理由と正体

「3年は続けなさい」

という言葉を言われた経験が誰しもあるのではないでしょうか。


石の上にも3年、という言葉もありますよね。


とくに仕事についた時にこの言葉をよく聞くようになります。

一度就いた職場なんだから3年は続けないといけません、みたいな。


この言葉を鵜呑みにして、嫌な仕事も頑張っている人は多いように感じます。

この記事を読んでいるあなたも、もしかすると『3年間』にこだわって頑張っているかもしれませんね。


ところで、どうして3年間なのか知っていますか?


『1万時間の法則』というものがあります。

何かに習熟して一流になるには、人は1万時間の練習(積み上げ)が必要と言われているんです。


一つのことを毎日8時間ずつするとしたら、3年5ヶ月の計算になります。


そう、これが3年間続ける理由の正体です。


本質は、3年間続けるのではなくて1万時間を積み上げること。

そして自分の人生のためにその時間を使うことです。


1万時間を、嫌なもの、全く興味がないもの、辛いだけのものに費やしても得られるものはほとんど何もないんです。


新卒入社の若い人が、「転職したいけど3年は働いた方がいいですよね」と相談してくることがありますが、「そんなことはありませんよ」と決まって答えます。


むしろ、違うと思ったならできるだけ早く環境を変えて、ここだと思ったところで3年間を過ごすべきです。


3年間続けないとそういうことに気づけないのでは?

という質問も頂きますが、そんなこともありません。

1〜3ヶ月で大体わかりますし、それを過ぎても「まだ、まだ」と思っている人はその環境にすがって自分に嘘をついているかもしれませんよ。


だからと言って、次々に環境を変えるのも労力がかかりますし、それが仕事になると簡単にやれることではありませんよね。


だからこそ、まずは「自分が何をやりたいか」を明確にしてください。

夢、目標、ビジョン。

それらを先に見つけて、そこに繋がることに時間とお金と労力を使ってくださいね。


自分の人生に、自分の『3年間』を使ってください。

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