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吸血鬼はドラキュラとは限らない。しかも、ドラキュラは病気なだけだった、かも。


こんにちは、雅(みやび)です。

ドラキュラと言えば、紳士な出立ちなのに
女性の生き血を吸うと言うイメージが出来上がってますね。

このイメージはアイルランド人作家、
ブラム・ストーカーが小説『吸血鬼ドラキュラ』(1897年)で
描いた描写が広まったもの。

なので、ドラキュラは吸血鬼の一例であって、
吸血鬼は他にもいろいろいるらしい。

文献上は、古くはギリシア時代まで遡れるようですが、
少なくとも、吸血鬼の本場である
東欧地域(特にスラブ地域)では4世紀までには
吸血鬼は一般に知られる存在になっていました。

東欧各地に、吸血鬼伝承は広まっていて
鳥に化けた魔女だったり、狼男(人狼)だったり
夢魔だったりします。

共通したイメージは、異端の能力を持ち
生ける屍として活動して
見た目の特徴として

顔色が悪く
皮膚は青白い
眼などが赤い
光を嫌い
活動は夜
多毛で顔貌の変化から人狼に見える
精神状態が悪く、挙動がおかしい

があったりします。

で、こうした外見的な特徴が
ある病気の症状と共通点があるというのです。

それは、ポルフィリン症と言われています。

古きなった赤血球を分解しきれずに、赤いポルフィンが代謝されずに
いろいろな症状を引き起こす病気です。

そして、吸血鬼がニンニクを嫌うのも理由があります。

ニンニクがポルフィンの増加を促進するのです。
つまり、ポルフィン症の症状を悪化させるのです。

実は、吸血鬼と呼ばれた人の中には
遺伝性の病気のせいだった可能性が否定できないのです。

病気でなければ、適度な生ニンニクは
メリットが大きいのです。




参考文献:


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