一年を振り返る話

今回は何かの感想ではなく、僕の感想です。
2022年も終盤に差し掛かり、今年どんな年だったか、どんなことがあったか、月ごとに振り返っていこうと思います。

じゃあまず1月から
1月
僕はまだ脳外科に在籍していた、もう会社には辞めることを伝えていて、先輩や上司の先生に一人ずつ挨拶をしていき、現状報告をした。ジョジョ7部steel ball runの台詞の中に「納得は全てに優先する」というのがある。納得できることならどんなことでも、するべきだし、逆に納得できないなら、それはするべきじゃあないということだ。僕は自分の現状に納得していなかった。人生の至上命題は「のんびり生きること」で忙しい人生は僕の本意ではなかったことに気づいてしまった。できれば自然の中でゆっくり生きていきたいと。

2月
脳外科最終月
ついに転職前になる。もうほとんど自分の中に気力が残っていない、予定をほとんど入れなくなる。早くやめたいとしか考えていない。すべてからの解放を目指し奔走する。走り抜ける。

3月
解放戦線。ワクチンバイトの虜になる。
大田区のすべての民にワクチンを撃ちまくるんではないかという勢いで、月に20件ワクチンバイトを入れる。純粋に1回の給料から計算すると、月収200万超える、僕の人生の最高到達地点。確定申告で返ってきた返納金も合わせ狂った様に金を使う。医者人生の汚さのピーク。

4月
耳鼻科に転職、いきなりパワハラのモデルケース病院に飛ばされる。新しい病院に就職。病院内の寮に住み込みで働かされ365日24時間の電話当番が始まる。新天地かと思ったところに大・地獄変の登場。戸惑う。人の働き方の限界を超える。現代版クラウド。僕の人生もREMAKEして欲しくなる。新しい耳鼻科で意識のある人を相手にかなり苦戦して診療を学んでいく。

5月
GWを超えた頃から、パワハラが激しくなる。上司に殺意が湧き、パワハラの気配がするとアップルウォッチでの録音を欠かさなくなる。電話当番の影響でほとんど外出しなくなる。友達との約束も同様に入れなくなる。仕事をやめようか迷いだす。出社前に足がすくみ家の中で床に座り込むことが多くなる。

6−8月
悪魔と一日八時間同じ診察室で過ごす、地獄の日々が続く。絶望する。仕事をし、家に帰り食事を食べ、寝るだけの日々がただひたすら続く。ストレス解消のためのエニタイムフィットネス、ランニングだけが癒し。部長に部署移動がなければ仕事を辞めると伝える。部署移動はすでに決まっており、地獄からの脱出に希望を見出す。

9月
移動のことだけを考え、ただひたすらに働く。がむしゃらに働く。もう前しか見ていない。ついにパワハラ病院での最終勤務が終了する。

10月
ついに本社への移動。東京への引っ越しも完了する。人が多い職場での働きやすさを実感する。働きやすすぎて天国を感じる、すべての生命の感謝する、予定が埋まっていくことに幸せを感じる。サウナにハマり始める。パフュームのライブに連れて行ってもらい、好きになる。

11月
保険屋のにいちゃんに東京中で飲みに誘われ始める。月に1/6くらい保険屋と飲みにいく。謎の投資商品を勧められる。これまで会えなかった人たちに会いにいく。耳鼻科の仕事にも徐々に慣れ始めていく。飲みすぎて胃潰瘍になる。

12月
年末に向け人生を加速させる様に頑張る。一年を振り返り、この日記を書いている。


という様に、転職、異動、引っ越し二回、職場変更二回と今年は変化の多い一年だった様な気がする。諦めないで続けたことが身を結んだ様な気がする。学ぶことが、実りの多い一年でした。

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