見出し画像

介護保険申請は転ばぬ先の杖!

いざ、介護保険を使いたいと思ってからの申請では間に合いません。
何故なら、申請してから介護認定が下りるまでに2か月近くかかるからです。
早くから申請をして、重い介護状態にならない使い方をしましょう。
予防介護から使いはじめるのがおススメです。

40歳になると介護保険加入が義務です!

私たちは、40歳になると介護保険料の徴収が始まります。
社会保険加入者は、給与から天引きされています。
被扶養者(妻)被保険者(夫)の給与から一緒に納めています。
国民健康保険加入者は、役所から納付書が送られてきます。

介護保険料を支払わなくていいのは、被扶養者と生活保護の方だけです。
ただし、被扶養者は65歳になると年金から引かれて納付することになります。

いつ申請する?

65歳以上になれば誰でも介護保険を使えます。
今の65歳って元気な人が多いですね。
年金も65歳にならにと支給されなくなり、仕事を続けている人も多くいます。
わたしも、その一人です。

まだ、介護される側ではなく、介護者でしょう。
自分たちの親を見ても、個人差はあると思いますが、介護の必要性が無いように見えるかもしれません。

でも、いつどうなるかわからないのが高齢者です。
「つまづいた」「転んだ」「持病の悪化」
ちょっとしたことで、骨折や寝たきり状態になります。

元気なうちに介護申請をして予防支援から利用を始めることで、現状を維持することにつながります。

ひとりでいられるから大丈夫ではありません

介護保険は認定が下りるまでに時間がかかります。
調査→一次判定→二次判定→審査会→介護度確定

調査に来る日程調整から、調査、判定を経て、審査会
審査会は市区町村で違いはありますが、月に1~2回程度です。
申請してから認定の結果がでるまでに2か月かかると思っていた方がいいです。
必要になってからでは遅いのです!

ひとりで家にいられれば留守番になります。
でも、留守の間に転んで動けない、病気から倒れていたなんてこともないとは言えません。
また、高齢者の留守番は詐欺被害にあう危険も高く安心できません。

介護は予防から始めて現状を維持する

市区町村の介護福祉課や地域包括支援センターに行くと、利用できるサービスの案内をしてもらえます。

地域では、いつまでも元気でいられるように支援をしています。
地域主体のサービスがたくさんあります。
遊びに行く感覚で、地域のサービスを利用してはどうですか?

会話をすれば脳が活性化します。
リハビリをすれば足運びが楽になります。

自分が良いと思ってる杖の高さや椅子の高さ、本当は合っていないかもしれません。
そんなアドバイスも、もらえますよ!

半日の利用ができるところもありますから、気楽に利用してみてください。

同じ一日なら、家でテレビをみながら、ウトウトするより有効に使えます。
気分の乗らない日は、お休みもOK!

少しずつ始めましょう!