上腕二頭筋について
肩関節と肘関節をまたぐ二関節筋
短頭は烏口突起から 長頭は関節上結節から
頭骨粗面、前腕の筋膜に付着します。 筋皮神経。
肘関節屈曲では最大筋力を発揮します💪
前腕回外位→上腕二頭筋
前腕回内回外中間位→腕橈骨筋
前腕回内位→上腕筋が主に働きます。
上腕二頭筋長頭腱は結節間溝を通り上方関節に付着します
大結節と小結節は横靱帯でつないでいる為、ここで炎症が起きやすいです。
各種テスト
・スピードテスト(speed test)
・ヤーガソンテスト(yergason test)
スピードテスト
前腕回外位で肩関節屈曲で術者が抵抗を加え、結節間溝周囲に疼痛出現で陽性
ポイント💡
大結節の位置をイメージしながら行います!
大結節が内方に向いていると上腕筋が主な活動筋になる為、疼痛が出ないこともあります。エコーで結節間溝を探すときに正面に持っていくことが大切です!
ヤーガソンテスト
肘関節90度、前腕回内位から抵抗に対して回外動作した際に疼痛出現で陽性
ポイント💡
明らかに結節間溝周囲に圧痛があるのに陰性になることもあるようです。
長頭筋腱は関節上方についているので中間位で疼痛が診られない時は2枚目の画像
肩関節を伸展位にすると陽性の場合もあるので必ずチェックしましょう!
長頭腱は関節上方にあるので肩伸展位にすることで腱が結節間溝に押し当てられる為、陽性になるというイメージです
学校や教科書で習ったテスト法を行い陰性だからその症状とは違う
と決めては本当の痛みを逃してしまう。
もちろん症状改善も遅くなります。患者様が痛みで不快な思いをする時間が長くなります。ナゼそのテスト法なのかを理解していきましょ〜
もっと良いもの知っている方、
たまたま読んでくれた方も教えて頂けたら嬉しいです🤗
SEE YA:)
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