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いつかのセリフ

きっかけはきっと ささいなこと
いつもなら 笑って許した
ひとり意固地に 駆けだすのは
この恋に 私の心だけ
置いてけぼりと 知ってしまったから

あなたの声は 静かすぎて
その言葉 本心なのだと
気が付かずには いられないほど
この恋が あなたにとっては
過去なのだと 知ってしまったから

もう好きじゃないよ
いつかも聞いたセリフ
やわらかな心の 癒えぬ古傷に
新しく消えない 跡を残して
頬にふれる雫 冬を纏い
とめどなく流れて 温度を奪って

迎えにきた あなたにも
俯いて まだ拗ねてみせた
私の手をひき 怒るように
あなたの耳 赤く色付くと
私の頬も お揃いに染まって

ちゃんとまだ好きだよ
いつかを打ち消すセリフ
続きがあるのなら 好きより先の
その言葉期待して いいのでしょうか
364日は あなたの恋を
愛にしたと思って いいのでしょうか




こちらは楽しい企画の続きに参加させていただくものです。


この歌詞みたいなものの基となった、ちょこさまの素敵すぎる物語はこちら。


作詞ってこんなに難しいのねと、普段長々と書きたがりで物語の展開が迷子になりがちの私は衝撃を受けました。
文字数を揃えるとか以前に、短い言葉でどれだけ読み取ってもらえるかの勝負なのでしょうね・・・。
考えれば考えるほど、これでいいのか、これが歌と呼べるのか、そもそも歌ってなんなのかよく分からなくなってきましたが、とりあえず自己満足的に参加は叶ったので、あとは素晴らしい才能をお持ちのみなみなさまの作品を拝見して楽しませていただきます。

それでもって、やっぱり「クリスマス」という単語が上手く使いこなせず、トップの画像で誤魔化していこうっていうスタイル。ジャケ写で中身を察してほしい、できそこない楽曲としてお届けします。

めちゃくちゃ頭使ったからおやつ食べよっと。