見出し画像

【上手く付き合おう、キャッシュレス】

『みやざき中央新聞』は世の中の人が元気が出るような価値あるセミナーの内容が読める全国紙です。
読んでくれた方の人生がより豊かなものになることを願って創り続け、もうじき30周年を迎えます。
noteでは新聞で特に人気のある社説をご紹介しています。
キャッシュレス化が進んでいます。キャッシュレスに慣れない方、「仮想通貨」に疑問がある方は多いと思います。
そこで今回は、(一社)日本お金道協会理事長の北岡恵子さんが「キャッシュレス化」について諭吉さんにインタビューしたコラムをご紹介します。

感謝感謝のお金道 ―キャッシュレスの時代―

 最近話題の「仮想通貨」について諭吉さんにインタビューしました。

 恵子 「仮想通貨」が大丈夫な理由を教えてください。

 諭吉 今は「仮想通貨」ではなく「暗号通貨」という呼び名が世界基準になっているんだけど、実は、日本の政府は2020年の東京オリンピックに、史上最多の外国人の訪日を見越して、両替しなくても使える通貨として「暗号通貨」が使えるようになるための準備をしているよ。

 恵子 政府が進めているんですか。だったら安心ですね。

 諭吉 ただ今はまだ「暗号通貨」の黎明期なので、それに便乗した詐欺が横行しているのが懸念されるね。目先の利益に一喜一憂せず、欲を出し過ぎないで付き合っていくことが大事だよ。

 恵子 闇雲に怖がっていてはダメですね。

 諭吉 そうなんだ。私たちお金は別名「通貨」とも呼ばれているが、「価値の尺度」「価値の交換」「価値の保存」、この三つの要素を満たしていたら紙だろうとデジタルだろうと、どちらでもいいんだ。

 そして世界全体の方向性としてはキャッシュレス化に向けて動いている。日本はやや遅れているね。だから今巻き返そうと躍起になっているよ。私たち紙のお金たちは「用済み」になっていくのは間違いないんだね。

 恵子 諭吉さんと会えなくなってしまうXデーもあるということなんですね。

 諭吉 それは時代の流れだから仕方がないよ。ちなみに「通貨」とは君たち人間を「通過」するから、そして私たちお金と「ツーカー」の仲になっていくことから、「ツウカ」と呼ばれているんだよ。

 恵子 諭吉さん、おやじギャグ、ありがとうございます(笑)

 諭吉 全てのことに利点と欠点がある。今の1万円札である私たちは1枚1㌘という軽くて持ち運びしやすい紙だが、1億円とか大きなお金になったら10㌔㌘もの重さになるから大変なんだよ。手で触れられるので馴染み深いけど、紙なので火災や水害で使用不可になったり、日本国内だけでしか使えなかったり、泥棒に盗まれるという欠点もあるんだね。

 恵 小銭もあってややこしかったりしますが、でも日本人はまだまだ現金が大好きですよね。

 諭吉 「暗号通貨」などのキャッシュレスになったときの利点は、スマホやパソコンの中にあるから持ち運びが楽、インターネットのクラウド上にあるから端末機が壊れても残る。そして海外への送金が迅速。欠点はパスワードを忘れたら二度と使えないということかな。

 恵子 「暗号通貨」は紙の欠点を補っているということなんですね。 次回はビットコインなどの詳細や詐欺に遭わない具体策も知りたいです。
 (みやざき中央新聞 2018/09/10号 コラム「感謝感謝のお金道⑫」より)

北岡恵子さんの著書:感謝感謝のお金道 福澤諭吉編 他多数

画像1

最後までお読みいただいてありがとうございます。諭吉さんから説明してもらうと分かりやすいですね♪ 北岡さんのコラムはまたご紹介します。
スキ・フォロー・ご感想をいただければ幸いです。
↓最新号が気になる方は1ヵ月(月4回)無料でお届けします♪
1か月無料試読お申込みはこちら
過去の記事をアップしますので、のぞいてみてください(#^.^#)
みやざき中央新聞Facebook

ためになる、元気がでる、感動する、そんな良質な情報だけを発信しています。 1か月無料で試し読みできます→http://miya-chu.jp/