単純化されていないものにある深み 21.10.22

「そういうことにしている」ものが、私たちには沢山あると思いました。
だからこそ学校でも「健全な批判力」を養おうとしていますよね。

10年以上人事をやっていたら、アレもコレもと思う問題がいっぱい。

例えば、大の大人が愚痴や陰口で人を判断してしまうこと。
誰かが「あのさ~、だよね~」と言ったら、同調して自分の判断が歪むことがある。
評価にこれが影響してしまったら大変だから、情緒が入り込まない評価システムをつくったりする。
もっと「誰かの評価は自分の評価ではない」という前提が、みんなで共有出来たらどんなにいいかと。

それから、上司への報告資料など。
「あの上司は紙じゃないとやりにくいって言うから」と、古い慣習を守ってしまう。
だけど上司も新しいものを使ってみたら意外と使い勝手が良かったということもある。
だから、社内システムの変更は必ず“強制”していた。
常に「もっといい方法があるはずだ、生まれるはずだ」とみんなが思えたらいい。

一番怖いのは、「ウチの会社(業界)は大丈夫だから」です。
車を運転しながら「オレは絶対事故は起こさない」と言っているようなものだと思う。

本当にこの人の言うことが正しいか?
本当に今のやり方が正解か?
本当にこのままで大丈夫なのか?

自分の考えを持つには、一度何かの深さに触れるのが一番。
人より早く勉強が進むことが、人より早く自分の答えを持つことになるとは限らない。

多角的なキャリア教育によって、常識を疑う常識が生まれるといいなと思う。

小さなうちから、遊ぶように、誰でも気軽に触れられるのが森や川なんかの『自然』なんだな。
例えば日本人のアーティスト性は、豊かな自然から来てるんじゃない?


キャリア教育をテーマに親が学ぶオンラインサロン
「つくば親と子のキャリア教育アカデミー」
今日のテーマ

『方程式を覚える前に自然の中に』
▶︎算数の早期教育にギモンを持つ先生
▶︎「本物に触れる」ということ
▶︎「そういうこと」ってどういうこと?
◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️
メンバー募集中!

note記事


【ココナラ】

キャリアコンサルティング(一番人気プラン)

キャリア教育(小中にお子さんのいる方へ)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?