子供たちの言葉にならない声を聞け 22.4.2

近くの学校で進路選択が早期化している。
特に進学校では、昔の私たちが文理選択するあたりで大学を決める。

実施されるキャリア教育は、親の協力のもと学校で社会人が話をすること。
キャリアコンサルタントである私は、その前にやらないといけないことがあると思う。

早期化が悪いわけじゃない。
一方的なのがよくないんだ。


私も子供のころに経験がある。
「ここが正解だ」と押し付けられた時に、なぜかモヤモヤが残って消えない。

言葉にしたくても言葉にならず、誰かに話したいのに分かって欲しいのに伝える術がない。
だから大人から逃げるように反発してみたり楽器を持って大声で発散してみたり。

なぜ子供には、自分の心の声を言語化してもらうチャンスが与えられないのだろう?

「子供に考えられるわけがない」
とか、思ってるんじゃないのか。
18歳成人になっても、子供扱いするのは大人の方なんじゃないのか。


キャリア教育は、子供を信じるためにするのかもしれない。
信じて任せられる子供を育てるための教育をしなければいけないと思う。

仕事理解の前に自己理解。
こんな鉄則すら守られていない子供たちに、必ず機会を与える。


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